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【排泄育児】は寄り添う育児のはじめの一歩。

久しぶりに文章を書きたくなってnoteを開いてみたら、前回の記事は排泄について。今日書こうと思ったのも、排泄について。どんだけ頭の中排泄ばっかりなんだ、笑。

でもいいの。排泄、大事だからね。
今月は学びのテーマが排泄だったので、月末の頭の中の総整理。

この前の記事は布おむつ・おむつなし育児的自己紹介に始まり、娘の排泄の自立を目前に感じた私の心のうちだったけど、今考えているのは、これからのこと。

▼前記事はこちら。

ここがスタート、寄り添う育児。

赤ちゃんがお腹の中にきてくれたときから、前に広がるのは未知の世界。はじめての身体の変化、はじめての心の動き、はじめての、はじめての、、、。

すべてが初めて、未経験の中、子と二人三脚でやってきた2年半弱(妊娠から数えたら3年強)。これまで経験してきたことを並べたらそれはそれはいろいろとあるけど、もうね、この排泄育児にすべてがぎゅっと凝縮されてる

だって生まれた瞬間から1日も欠かすことなく、新生児期は1日20回、2歳半間近の今でも1日5回以上、子と一緒に向き合う共同作業。1日3回のごはんの回数よりも多いよ。

喜び楽しさはもちろん、うまくできないモヤモヤも、イライラの葛藤も、わかりあえないもどかしさも、もーいろいろありすぎて。

2年半の間、同じことで悩む期間なんてそう続かない。あっという間にそのステップは過ぎ去り、次のステップに入っていく。飽きないのはいいんだけど追い付くのに必死。

だけど振り返って改めて今実感しているのが、これがこの子とのスタートだということ。

子どもとの関係性・信頼づくり、子の力を信じるということ、子の主体性を育てるということ、自分のからだを知って機能をととのえること、お互いに心(愛情)を向けるということ。

そんなにいう排泄育児って、いったい何をやってきたのか。

まず、知る
排泄のメカニズム、排泄の自立までの成長ステップ。

動物なら本能に従ってうまくやるんだろうし、みんなで子育てをしていた昔なら周りを見て知っていたかもしれない。だけど私は自然な感覚が衰えている頭でっかちな人間様で、身近に育児もみてこなかったので、学ばなきゃわからない。わからないと、適切なサポートはできなかった、きっと。

もちろん知らないで過ごしてもその子に寄り添おうとはしたと思うけど、わからないことに直面して悩んでいる間に、あっという間に時は過ぎていってしまうし、子はどんどん育っていってしまう。

今は本でもネットでも先人の知恵がたくさん溢れてる。だけど溢れている情報も、自分でとりにいかないと入ってこないよね。

そして、よくみる(観察)

知識は必要。だけど知識は知識、ただそれだけ。こたえに繋がる鍵は、目の前のわが子をよくみることでしか得られない。

その子の現状、発達段階に応じた対応、コミュニケーション

焦らず、比較せず、その子に「今」必要なことを見極める。

いつでも同じ対応が正解じゃない。だれでも同じ対応が正解じゃない。この子と私の関係性の中で、この子の成長段階に応じたことを。

どんなプロよりも、目の前のこの子のことをよくわかるのは、身近でみている私たちだから。そして子どもと一緒にそれに向き合っていくのは、プロや専門家じゃなくてまぎれもない私たちだから。

これが本当に最適解だろうかと自問自答しながら、よくみて、仮説をもって、やってみて、振り返って、新たな気付きを得て、この繰り返し。子どもと一緒に初めての道を進んでいく。

ことばで意思疎通ができるようになる前から、子どもは全身で表現をしてくれているから、理解する努力と、こちらからの声掛けは欠かさない。

これ、これからの育児すべてに共通しそうじゃない?

◎まず、知る
◎そして、よくみる(観察)
◎その子の現状、発達段階に応じた対応、コミュニケーション

母3年目。
まだまだ子育て経験値はひよっこだけど、すごく大事なことがここにぎゅーっと詰まっている気がしてる。

知ることで、観察する・考えるベースを手に入れる。だけどあくまでも主体は子ども。子どもの力を信じてそっと寄り添いながら、適切にサポートしていく。

もう2歳半。だけど、まだ2歳半。
これから十数年かけて順番にいろいろと成長していく。

初心を忘れずに、常に母として新しい学びを続け、子どもをよくみて、その子に寄り添ったサポートをしていきたい。

ちなみに。知ることができるのは自分のことも。

子に関心を向けているつもりが、気付かされたのは自分だった!ということもたくさん。

自分の排泄、毎日毎日意識して愛おしみながらカラダからのサイン、受け取ってる?意識向けて変化を感じ取れてる?排泄って、うんちおしっこだけじゃない。たとえば呼気。息を吐き切るということ、一日に一回でもしてるだろうか。

私はまったくできてなかった。子に向き合いながら、自分とも向き合う。子に、育てられてるなあ。

新しく世界を広げてくれる子どもたちには、感謝しかない。

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