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ISIL、イスラム教徒じゃなかった

(このノートではイスラム国のことをISILと表記します。)

ISILがテロ行為をしているニュースを見て、「この人たちは何を考えてこんなことをしているのだろう?」と思いイスラーム文化について書かれた本を読んでみたのですが、それによると「Islamic State(イスラム国)」と名乗りながらイスラム教の教えに従っていないという衝撃の事実が判明しました。

できるだけ簡潔にまとめてみたいと思います。



▲イスラム教とはどういう宗教か

とりあえずこれを知らないと始まらないですね。

本に書かれていたとおりだと「コーランという神様の言葉が書かれた聖典に従うことで神様に救って頂く宗教」です。

イスラム教徒(ムスリムとも呼ばれます)にとってコーランは絶対厳守の聖典で、これに従うことが全てにおいて優先されます。



▲本題

コーランには「宗教には無理強いは絶対に禁物」(コーラン二章より)と書かれていて、信者でない者に対しては基本的に「説得する」以外の選択肢を持ちません。ですがISILなどの過激派組織は聖戦(ジハード)とのたまい人を何人も殺しています、これはどう考えても違反です。

教義に反しているのだからもうムスリムとは言えないですよね?



▲あとがき

「ISIL≠ムスリム」を知ってもらうことで無実のムスリムへの謂れのない迫害が一つでも減るのではないか?と思ってノートにしました。

無知による偏見はこれに限らずいくらでもあるように思います。知る努力と否定から入らないように気をつけることを続けていきたいです。

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