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好きな映画(洋画編)

 タイトルのとおりのことを語ろうと思う。
 映画が好きです、と自信を持って言うことはない。どの分野でもそうだけど、オタクを名乗れるほど自分はその分野について熟知しているか?を考え始めてしまう。そんなこと言ったら何に対しても好きって言えない。それを前提として、私は映画が好き。映画に限らず、創作物は何でも好き。音楽に小説、絵画に演劇。嘘をつくのが仕事なのって、しかもそれで人を幸せにできるのってなんて良いのだろうと思う。
 体感として映画好き、には洋画好きが多い気がする。私の周りだけだったのかもしれないけれど。私はどちらかというと邦画よりの映画好きで、色んな映画を見て、あぁ洋画も素晴らしいなあと思えるようになった。
 ちなみに好きな映画のジャンルは、アクションやマフィアモノが多い。恋愛映画やホラー映画は門外漢です。おすすめあったら教えてください。
 好きな洋画について書いてみる。順位はつけられないから、思いついたままに。

○アンダーグラウンド-エミール・クストリッツァ

 クストリッツァの映画は全て観たと思う。洋画で一番好きな監督だ。乱雑としていてスラヴ系の音楽がけたたましく鳴り、空気が画面越しに伝わってくる。匂いのある創作物が好きだ。日本の小説でいえば村上龍みたいな。匂いといっても良い匂いではなくむせかえるような臭気を放つものが好き。
 燃える車椅子が回転していく様や、ラストのシーンが時に頭に残っている。
 許すけれど、忘れないこと。映画と関係ないけれど、好きなアイドルグループのZOCには①④才という曲があり、そちらは、「許さないよ、だって覚えてないから」という歌詞があり、いったいどちらの方が重いのかなと考えたりもした。

○マルホランド・ドライブ-デヴィット・リンチ
 邦画アニメの「パーフェクトブルー」が好きなのですが(今敏監督作品)、夢(幻想や妄想)と現実の行き来みたいなテーマがすごく好き。全体的な雰囲気がたまらない。
 リンチ作品は見よう見ようと思ってまだ「ツイン・ピークス」も見てない。勉強不足ですね。

○デスプルーフ・イン・グラインドハウス-クエンティン・タランティーノ
 タラちゃんだとこれが一番好きな作品です。ギャルたちのくだらない会話と猟奇と最後の爽快感。

○ロスト・イン・トランスレーション-ソフィア・コッポラ
 ソフィアコッポラの作品はみんな好き。お金持ちのいいとこのお嬢さんが、自分の趣味嗜好を一切否定されずに構築していった結果みたいなのが見て取れて、そこが良い。
 この映画の主役ふたりのなんともいえない関係性や、退廃とまではいかないが溌剌さはない雰囲気がたまらない。はっぴいえんどがいい味を出してる。

○ウルフ・オブ・ウォール・ストリート-マーティン・スコセッシ
 スコセッシの作品大好き!アイリッシュマンも良かったね!!!!カジノも長いけど好き。
 おじいちゃんになってもこんな金!女!みたいな勢いも面白さもぎゅっと詰まった映画を撮れるのすごいと思う。基本、どんなに良い映画でも複数回見るタイプではないけれどこれだけは別。

 まだまだあるけれど、このへんで。
 ほんと、恋愛とホラーとゾンビ映画には詳しくないので、おすすめあったら教えてください。

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