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【はだのの生活】全国のヘアドネーションをしてくれた皆さんに感謝!秦野でステキな美容師さんに出会えました♪

こんにちは!
おいもです。
秋、真っただ中。おいもの季節がやってきて、幸せな私です♪

さて、長女のこいも1号が退院して3か月が過ぎました。

娘の治療には、化学療法と放射線治療が必要で、治療開始から数週間後には、頭髪の脱毛が始まりました。
病気や治療についてはすべて娘に話していたので、どのような副作用が起こるかは本人も事前にわかっていましたが、やはり薬剤投入して数日間は本当につらそうでした。

そして、脱毛が・・・。
毛がどんどん抜けていくことにショックを受けてしまわないかと、親の私の方がハラハラしていましたが、当の本人は、「あははー、マジで抜けるわ」とあっけらかん。
3クールの治療後には、頭髪の1/3は脱毛している状態でした。
それでも、「あー、毛がないって楽だわ」と、まったく気にせるそぶりもなく、帽子もかぶらず、一般病棟外来もそのままでスタスタ歩く娘。
そのメンタルに、1人の人間として、心から尊敬でした。

今から思えば、それは周りが知らない人だからだったみたいで。
治療が落ち着いて、以前住んでいた友だちの話をするようになったら「会う時にはウィッグ、ほしいなー」と言うようになりました。

娘の入院していた病院には、子どもたちの精神的なサポートをしてくださる専門の方がいて、その方が、ウィッグのことも色々情報を下さいました。
その中のひとつが「女子高生ヘアドネーション同好会」。

全国からのヘアドネーションを、企業と提携して、病気でウィッグが必要な子どもたちに無償で提供してくださる女子高生の皆さんです。(現在はヘアドネーション受付停止中)
ウィッグはもちろん自分で用意することも可能ですが、採寸してオーダーするウィッグは数万円~十数万円。
それを、少し受け取るまでに期間はかかりますが、無償で提供してくださるのです。
本当にありがたい!

入院中に採寸、そして数か月たった先日、ついにウィッグが手元に届きました!!
しかし、箱を開けると、前も後ろも同じ長さのウィッグ!?
本人の好きなようにカットできるよう、長さも量もたっぷりのウィッグでした。

「女子高生ヘアドネーション同好会」では、無料でカットしてくださる美容師さんも紹介してくださるのですが、娘の体調のこともあり、できれば秦野市内の美容院にお願いしたいなと。
そこで、先日、こいも3号がヘアカットしていただいた、「ties-HADANO」さんにお願いしてみることに。

快く、了解してくださいました!!
ウィッグのカットってしたことがないので、わからないのですが、普通にできるものなのかな?
自宅から近い美容室でカットできるって、やっぱりありがたいです。
まだ手付かずのウィッグ。
人毛100%、全国のヘアドネーションをしてくださった方々のおかげで手に取れたウィッグです。

カットしやすいように、担当してくださった中村さんが丁寧に、ブラッシングとヘアアイロンで伸ばしてくださいました。

一気に切ってしまったり、量を減らしてしまうと、通常の髪の毛と違い、伸びることがないウィッグ。
少し多めの量のままカットしていただきました。
引っ張ると「すぽっ」と脱げてしまうので、とかしながらカットするのは大変だったと思います。

1時間ほどの時間をかけてくださって、とても丁寧にカットしてくださいました。
カットしてもらったウィッグをかぶりながら、ニコニコの娘。
「気にしない~」とは言っていたものの、やっぱり、髪の毛があるのはうれしいみたい。
ただ、やっぱり、楽なのは何もかぶらない状態(そりゃそうだ)なので、ウィッグを使うのはお友達に会うときや、特別なお出かけのときにするようです。

「また長さや量を調整したいときには、いつでも来てね!」と言ってくださった中村さん。
ウィッグのカットだし、時間もかかったのに、なんと、料金は通常の子ども料金で対応してくださいました。
後からお伺いしたところ、こちらのお店では会社全体でヘアドネーションに取り組んでいらっしゃるそう。

ヘアドネーションしてくださる方、寄付された髪の毛をまとめてくださる方、そうした取り組みに参加してくださる企業や美容院、本当にありがとうございます。
皆様の温かい気持ちのおかげで、娘も私もとてもハッピーな気持ちになれました♪

病気になることは本人はもちろん、家族にとっても、大変なこと。
でも、それ以上に、たっくさんの学びがあって、周りの皆さんの優しい気持ちをいただいています。
大きな声で言いたい!!!

「ありがとうございまー----す!!!!」



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