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きっと、何度も読み返す

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文字通り、きっと何度も読み直すだろうものを手当たり次第にツッコんでおります。
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#ビジネス

第237号『ファミ通クロスレビューの値段』

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成功者には「逃げ癖」がある

こんにちは。人生逃亡中のアルパカ社長です。 逃げると聞いてあなたは良いイメージを思い浮かべますか?それとも悪いイメージを思い浮かべますか? 一般的には悪いイメージを思い浮かべると思います。日本の教育がそうだからなのか日本人の生まれ持った性質なのかわかりませんが、逃げることについてイメージの良い話は全くといっていいほど聞きません。逃げ癖がつく、現実逃避、敵前逃亡、責任逃れなどどんな言葉もマイナスイメージばかりです。 しかし逃げることは本当に悪いことなのでしょうか? 動物

好きを仕事にって言うけど結局どういうことなのか

ハッとする言葉に出会った。 全くその通りだと思ってしまった。 わたしは書店でアルバイトしたことがある。 仕事は本当に楽しかったし、心の底から経験できてよかったと思っている。しかしこれを本業にしていきたいかと言われるとちがう。 なぜならわたしが好きなのは、本のお会計をすることでもなく、在庫を並べることでもなく 『本を読むこと』だから。 もう1つ例をあげたい。 わたしはカフェで正社員として お仕事をしたことがある。 完全に好きを仕事にできたと 思っていたんだけれど

マナーにこだわる就活選考の罪

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 通年採用の会社も徐々に増えてきており、これまでのような新卒一括採用がメインとなるのは今年、来年あたりで終わりになるのではないかという今日このごろ。10月が内定式という会社も多いので、就職活動も終盤になってきたと思います。 わたしはこれまで新卒・中途両方の採用に関わってきた経験もあり、現職がHR業界にも属することから採用に関する相談を受けることが多いです。また、個人的に支援しているスタートアップの採用のお手伝いもしています。 ふと

ぼくは仕事をしたくない。だから、楽するための努力は怠らない

仕事しないで毎日1億入ってきたらしあわせでしょ? ぼくには「働きたくない」という気持ちがめっちゃ強くあります。  なるべく働きたくない……それがずっと根底にあるのです。「働くことで不安を取り除いてる」という部分もありますが、「たくさん働きたい」とはまったく思いません。  やっぱり人間、仕事しないのに毎日1億ずつ入ってきたらしあわせです。寝て、起きて、メシ食って……それだけで1億がもらえるなら、こんなにいいことはない。これは「やりがい」とかそういう議論ではなくて、基本的にそ

増えるフリーランス。「タニタ式」に真の働き方改革を見た

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 働き方改革という言葉もすっかりおなじみになりましたが、実際なにがどう進んでいるのかを実感できている方は少ないかもしれません。わかりやすい例でいうと「残業禁止になった」「よくわからないチャットツールが導入された」などでしょうか。「副業がOKになった」というのもあるかもしれませんね。 そんな中、副業も合わせたフリーランスの数を把握すべく、内閣府として初めての調査の結果が発表されました。 内閣府は24日、フリーランスとして働く人の数を

言葉の檻のなかで吼えている獣 中島敦の詩的遍歴 #4 「文字禍」

言語の限界と「現象to現象」 僕たちは膨大な情報量の世界を見ています。あるいは、夢を見て、目覚めたあと、誰かにその夢の光景を語ろうとする。ポツポツ……と思い出した光景の断片を言葉にしていく。が、まったく夢の全貌が伝わらなくてもどかしい。などということは日常的によくあるわけで、僕たちはものを「考える」とき、言語外の認識もしているのです。そして、それを、自分なりに「落とし込む」ときに、言語化するんですね。僕もいま、こうして、「言葉」を書いて、「落とし込む」ということをしているわ

星に導かれて

PCの画像フォルダを整理していたら、Sipkaをオープンする時に作ったショップリーフレット、記念すべきVol.1のデータが出てきました。 懐かしい。 「すべてのものには物語がある」 というコンセプトは決まっていたので、小さな本のようなリーフレットを作ろう!と思い、毎年1回のペースで更新していければと思っていました。 思っていたのです。当時は。 ちなみにSipkaは今年で9年目ですが、最新版リーフレットのクレジットはVol.6です。 あれぇ、おかしいなぁ。時空の歪みってや

お店の”入りにくさ”をデザインする事で経営が上手くいく。

今日は先日訪れたお店での経験からの気づきを皆さんと共有したいと思います。 足を運んだのはとあるカレー店。 局所的にカレー好きな建築家として知られている藤田雄介さんに「おいしいですよ!」と紹介されて訪問しました。 インターネットが大好きな私は、お店の場所と評判等を事前に勿論チェックしていました。 そこに書かれていたのは「客席は5席でしかも2席は立食形式」「並ぶ場所も店の外の指定の場所にて」「3人以上の来店はお断り」「時間によっては、かなり並ぶ」等々というような中々に、こち

有料
500

新卒フリーランス、なめてました。

さっきから5分おきに何度もアプリで銀行の残高を確認している。が、全く増える気配はない。当たり前だ、今日報酬を振り込んでくれるはずだった相手は一週間前からぱたりと連絡が途絶えている。何度メッセージを送っても、電話をかけても、つながらない。なんとなく気が付いてはいたけれど、いざこの状況になってみると凹まないわけにはいかない。この仕事のために一ヶ月大学の授業もそこそこに、寝る間も惜しんでデザインの勉強をしながら、やっと完成したパンフレット、すごく喜んでもらえたと思ったのに、まさかの

フリーランスに失敗した話

フリーランスで成功した話や、成り上がった話などをよく見かけるようになりました。しかし、決して少なくないであろう失敗談をあまり目にしません。フリーランスにスッと馴染んでいく人もいれば、挫折する人もいます。今回は挫折した側の人間である私の失敗談を書こうと思います。 これからフリーランスになる人、フリーランスで伸び悩んでいる人への反面教師になれれば幸いです。 私がフリーランスになった理由「なんとなく、やってみたかったから」です。計画もなにもありませんでした。なんなら貯金もあり

1PVの「奇跡」

ぼく、かれこれ4ヶ月くらいnoteを毎日更新してるんですけど、はじめた当時、日本でブログを毎日(もしくは週日)更新してるのって、糸井重里さん、古賀さん、キンコン西野さん、鳥井さんくらいだと思ってました。 ただ、ここ数ヶ月の間に気づいたんですが、世の中には『毎日更新』してる人がもっともっとたくさんいます。 それで思ったことは『毎日更新してても、(少なくともいまは)たくさんの人に読まれるブログであるとは限らないんだな』ということです。 言われてみれば当たり前のことなんですけ

【詩的生活宣言】詩は、ファッションである。

「詩」とはなにか。 詩を書こうという人は、この問いを抱えながら生きることになると思います。 文学史上における詩史とは、詩人たちが自らの「詩」のありようを表現してきた歴史でもあります。 その線上にいま私たちはいて、かつての詩人たちが築いた「詩」を引き継ぎつつ、そこに新しいかたちを見いだそうとしている。それが、現代詩人のしていることだと思います。だから、狭義の「詩」、つまるところ、文学形式上の「詩」はいま100年あまりの時をかけて磨かれてきたことになります。 この100年