remgoto / 後藤連平

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建築メディア「アーキテクチャーフォト( https://goo.gl/NCpmxD )」編集長。組織・小規模事務所勤務を経て、独学でメディアを設立。実務を知り設計者の心情を理解した編集者。単著は『建築家のためのウェブ発信講義』( http://amzn.to/2nB4KOw

マガジン

  • アーキテクチャーフォト後藤の思考推敲

    アーキテクチャーフォト編集長が、単著『建築家のためのウェブ発信講義( http://amzn.to/2ESVm0N )』執筆以降に考えたことを綴っていきます。 日々の雑感や、建築家・クリエーターの活動のヒントになるアイデア・ノウハウなど。

  • #建築 まとめマガジン

    note上の建築系記事をまとめていきます。 #建築 をつけて投稿しよう!

  • アーキテクチャーフォト後藤のメモ帳。

    ネットや書籍で見つけた、建築・ウェブ発信・ビジネスに役立ちそうだと思った記事を「メモ」していきます。せっかくなので皆さんと共有します。宜しければどうぞ。

  • 「建築家」のためのアーキテクチャーフォト流ウェブ情報発信講義

    組織設計・小規模設計事務所での実務経験の後、独学でウェブメディアを立ち上げビジネス化した経験をもとに、「建築」を生業とする人たちに参考になる考え方・情報・ノウハウ・を綴っていきたいと思います。

  • 建築レビュー

    実際の建築を訪問した体験から、その建築をレビューします。

最近の記事

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remgoto / 後藤連平について

■プロフィール1979年静岡県磐田市生まれ。2002年京都工芸繊維大学卒業、2004年同大学大学院修了。建築と社会の関係を視覚化するメディア「アーキテクチャーフォト®」編集長。アーキテクチャーフォト株式会社代表取締役。 組織系設計事務所勤務の後、小規模設計事務所に勤務。twitterやfacebook、iPhoneが登場する以前の、2003年からウェブでの情報発信を始め、2007年にアーキテクチャーフォト®の形式に改編。たった独り地方・浜松ではじめた小さな建築メディアを、現在

    • 建築家をサポートする職業

      我々のメディアも、作品を評価するという側面はありつつも、中の人としては、建築家をサポートするという趣旨をもって活動しているという自負があります。 そのような活動をしている方々は、あまり表には出てきませんが、色々な所で活動しているように思います。 最近、海外の著名建築家の作品に関して連絡を取り合う中で知った会社を紹介します。 海外の建築設計事務所をクライアントに抱えていて、プレスリリースの配信等を手掛けているようです。 ***

      • デザインにおける二次元と三次元

        まだおぼろげで文章で上手く書ける自身もないのですが、何かコアな部分に近づいた感覚もあり、いつものように雑文を綴ってみたいと思います。 ぼくは常日頃ファッションの世界のかなり狭い部分ですが、興味を持ってみていて、その仕組みを知ったりお店で買ったりする中で、デザイナーや企業の考えやスタンスから学びを得ています。これは、いつも読んでくださっている皆様は知ってくださっている部分かもしれませんが。 何故、建築以外の分野から学びを得ようとしているかというと、それに気づいたのは、過去に

        • アトリエと組織、メディアから思う所

          久々の雑文コラムですが、建築メディアを運営しているという珍しい立場から、最近考えていたことを書いてみたいと思います。特に提言や結論がある訳ではないのですが、何か参考にあるところがあればと、、、。また、クローズドな場だからこそというのもありますが。 *** アーキテクチャーフォトという建築メディアを見ていると、圧倒的にアトリエ的スタンスの方々の作品が多く掲載されているというのは誰しもが思うところだと思います。 ただ、それがアトリエを評価して組織を評価していないというわでは

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        記事

          スタッフの働き方の難しさ

          先日、とある展覧会のレポート記事を、ぼく自身が執筆して公開しました。 その時の出来事が、働き方として凄く考えさせられる出来事になったので、いつものような乱文で書き綴ってみます(申し訳ございません)。

          スタッフの働き方の難しさ

          ファッション界隈の諸々

          ファッション界隈を見ていると、現代では、コンテクストを構築してブランド価値を高めるのは当然として、そこに如何にユーモアを加えて(炎上のギリギリ一歩手前を攻めて)、バズらせたり話題を巻き起こしたりするスキルが求められていることがよく分かる。 実際に商品を見てみても、ハイブランドのカッティングは凄いけど、品質とか作り込みだけを比べたらユニクロの方が高いと感じることもある。

          ファッション界隈の諸々

          業界に向けた展覧会と、一般に向けた展覧会

          少しまた時間が空いてしまいました。今日は近年盛んに行われるようになった建築家が主体的に行う建築展について最近実感したことについて書いてみようと思います。例にもれず明確な結論の無いまま下記進めるコラムのようなもので申し訳ございません、、、。 *** 現在、私は東京を拠点に活動をしていますが、日々様々な建築展が行われているのを目にします。美術館のみならず、企業が設営したスペース等でも、建築家の展覧会が行われたり、また全国をみれば建築家が主催して若手建築家がその腕を競う様な展覧

          業界に向けた展覧会と、一般に向けた展覧会

          藤田雄介さんのインタビュー記事後編を公開

          少し遅くなりましたが、藤田雄介さんのインタビュー記事後編を公開しています。 未読の方、是非ご覧ください!

          藤田雄介さんのインタビュー記事後編を公開

          アヴァンギャルドとその背景にある基礎

          今日はふと思い立って、コムデギャルソン社のメンズのコレクションラインの製品をみて気づいたことを書き綴ってみたいと思います。いつも通りのザックリした内容をお許し下さい。 ぼくはコムデギャルソン社の中の、メンズのコレクションライン「comme des garcons homme plus」が好きでコレクション画像をみたり、お店で実物を見たり、時々買わせてもらったりするのですが、長らく、その製品(作品と言っても良いと思いますが)を見ていると色々な気づきがあります。 今日書いてみ

          アヴァンギャルドとその背景にある基礎

          出自と経験、建築に対する思想、建築作品、をストーリーづける

          今日も、日々の仕事や生活の中で、私自身が気づかされ、なるほど!と思ったエピソードをこのクローズドな場でシェアしてみたいと思います。いつもの乱文、誤字脱字をご容赦ください、、、! *** アーキテクチャーフォトでは、海外の建築家の作品や海外で行われている展覧会を紹介する記事も作成しています。プレスキット等にある英文を翻訳して載せたりもしているのですが、それらの文章を読んでいると色々な気づきがあります。 先週は、藤本壮介さんのドイツでの展覧会のプレスリリースを翻訳しながら読

          出自と経験、建築に対する思想、建築作品、をストーリーづける

          丁度良いくらいに稼ぐ

          寳神尚史+太田温子/日吉坂事務所による「KITAYON」を先日拝見したのですが、「KITAYON」のことを、引き続き思い出していました。 今日もそんな話をこのクローズドな場を使って書きたいと思いPCに向かいました。

          丁度良いくらいに稼ぐ

          作品をアーカイブするメディアと、作品をブランディングするメディア

          今日もこのクローズドな場を活用して気づきをまとめてみたいと思います。いつもの誤字乱文をご容赦ください、、、、! *** メディアという立場で仕事をするようになってから、以前とは違うスタンスで人付き合いをしなければいけないかもしれない。と思うようになりました。世の中に中立はないとはいえ、メディアというものには公平や中立である事を求めたくなりますし、志としてそれを目指すべきではないかと思っています。 なので、建築メディアの運営が仕事になってからは、そのような事をより一層考え

          作品をアーカイブするメディアと、作品をブランディングするメディア

          建築人生の、生業の側面を支えてくれた本

          自分が良いと思う建築を追及したり考えたりするために、様々な本を読んだり見に行ったりするのが好きなのですが、それと同時に、様々なジャンルのビジネスの本を読むのも好きです。 また、アーキテクチャーフォトが存続する為には、ビジネスの面が必須で、当たり前ですが、お金を稼がなくては、サイト自体も維持することが出来ません。サーバー代、メンテナンス代、外部サービス使用料等々、人件費を除いても、様々な費用が掛かります。それは、ネット上の家賃のような物で、リアルな事務所の家賃を大きく凌駕して

          建築人生の、生業の側面を支えてくれた本

          哲学のあるハウツー書籍

          しばらく、時間が空いてしまいましたが、こちらを見てくださっている方にご紹介したい本があったので、それについてご紹介したいと思います。 まだ途中までしか読めていないのですが、抜群に面白いなと思いました。これは、建築系の本ではなく、エンターテイメントの世界で、普通とはちょっと違うスタンスで成功した方が書いたものなのです。 その中身は、自身の作品と言える制作物以外での、お客さんとの関係性を構築したり、如何に楽しんで貰ってファンになって貰うかというアイデアや工夫がこれでもかという

          哲学のあるハウツー書籍

          仕事を小さなチームでシェアするーー小さな組織が生き残る方法論

          少し時間が空いてしまいました。 今回は、仕事を自分一人で(会社内で)簡潔ささせないことで、自身が関わっている情報が自然と伝播していくのではないか、ということを書いてみたいと思っています。 *** 建築家の渡辺隆さんと昔話したときに聞いた記憶があるのですが、建築プロジェクトに関し、様々な専門家に入ってもらって、進めていく。それによって、関わった人たちが、そういうプロジェクトに携わっていることを、更に繋がっている人に広めてくれる。自然と情報やネットワークが広がっていくという

          仕事を小さなチームでシェアするーー小さな組織が生き残る方法論

          短時間での理解と、長時間での熟考を両立する建築メディアは作れるのか?

          こんにちは。また少し時間が空きましたが、ふと思ったことを書き綴ってみたいと思います。いつもの推敲なしの文章申し訳ございません。 *** 最近、アニメ化されて話題になっている漫画があり、最前線のエンターテイメントを学ぼうと思って、ネットアプリで途中まで読んでいました。凄く印象的だったのは、テンポと展開の早さでした。え、もうこの設定切ってしまうの?という感じで次から次へと話が展開していく。。。ドランゴンボールの数話がバトルシーンとにらみ合いに慣れていた僕からすると、もう少し余

          短時間での理解と、長時間での熟考を両立する建築メディアは作れるのか?