損害保険ジャパン日本興亜は、フリーランス向け保険の取り扱いを8月中に始める。内容はフリーランスが企業から報酬を受け取れなかったさい、弁護士費用を補償するもので、報酬トラブルに特化した保険になる。フリーランスの約7割が報酬の未払いトラブルを経験しているとの調査もある。

報酬の未払いトラブル、決して少なくないとは思っていたけれど、まさか7割近いとは思わなかった…。

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肝心の保険の対象者であるが、これは損保ジャパンと提携するプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会（東京・中央）の有料会員であることが条件の模様。

フリーランス協会によれば、報酬の未払いを経験したフリーランスの約4割が弁護士費用の負担などを原因に泣き寝入りしたという。厚生労働省や公正取引委員会が対応を検討しているものの、依然、トラブルは多いとのこと。

今までは弁護士費用の負担などを原因に泣き寝入りするしかなかったが、保険に加入することで訴訟費用を賄えるようになるなら、どんどん訴訟を起こして高額で勝って欲しい。そして、平然と未払いをつづけていた企業側も考え改めればいい。相手に不当を強いれば、それは間接的に自社の価値を損なうことにつながるのだから。

それにしても、今後、フリーランス向けの保険がどんどん充実していくとしたら、将来的に企業勤めの会社員自体が一種のレアものになるのかなあ？