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ホントにあったサイバーセキュリティの怖い話@米国防総省

完全にクローズドな環境ならまだしも、まさか米国国防総省内部で依然としてWindowsXP稼働してるなんて誰が思うか。予算か、予算の問題か!? それともシステムの仕様的にさじを投げざるを得なかったのか! いずれにしても、恐ろしい話である。

その上、読み進めてみれば、国防総省だけでなく、実は米国内の複数の電力会社までもシステムにWindows XPを継続使用中だという。これなんて怪談?

この惨憺たる有様では、Microsoftが緊急パッチリリースするのは当然だし、米国家安全保障局(NSA)が出てきて異例の勧告をするのも頷ける。

しかし、国防省って確か「他国による侵略や大規模災害から国家および国民を防衛することを任務とし、国軍を統制する」省庁のはずなんだが、その内部でいまだXPが稼働中って…。
まあ、稼働しているとても、全体から見れば微々たる割合なんだろうが…。むしろ微々たる割合でなければ困る。

仮に脆弱性を突かれてサイバー攻撃が成功しようものなら、同盟国である日本にだって何かしらの余波が来るのは避けられないだろう…。

本当にあった怖い話は怪談だけで十分だ。

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