アトピーの施術を5年ほど専門的に行い、様々な患者さまの悩みや今までのケア方法をお聞きしてきました。何をやっても効果がないと諦めながらも来院する方や、藁にもすがる想いで来院する方もいらっしゃいました。

どの症状でも言えますが、100人いれば100通りの解決方法があります。
Aだけでいい人もいれば、AとBが必要な人もいます。その他にも幾通りの方法がありますが、結果的にはその方にあった方法で、大勢に合う方法でないことが多々あります。

その中で、有名どころを紹介し、TwitterやInstagramでは伝え切れない内容をnoteでは解説していきます。

脱保湿について

アトピーは自分の力で治したい。頼り切る不安が保湿にはありますよね。個人的には保湿はしたほうがいいと考えています。その理由は、乾燥した皮膚は皮脂や潤いがなく、皮膚のバリア機能が低下している状態で、菌や汚れなどが侵入しやすくなります。その結果、無駄に炎症が起こったり、痒みが増大します。

ならばどうするか、化粧水をバンバン使うことです。化粧水にも種類がありますが、自分に合ったものをチョイスするといいでしょう。保湿クリームやワセリンはベトベトに塗るのはNG。雑菌が繁殖する可能性があるので、アトピーの皮膚症状がひどい箇所にのみ塗るのがおすすめです。

脱ステについて

処方箋に書いてることもあるが、使用を中止する際は医師の判断を仰ぐと記載されていることもある薬物。鍼灸師や整体師は法に触れるため、助言ができません。専門的な分野の医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

中には自己判断で脱ステをする方も。薬で緩和していた皮膚が一気に症状を抑えきれず、治癒過程において悪化することもあります。その症状に耐えきれず、挫折、または精神的につらい思いをされる方もいます。

私の見解では、薬物で炎症や痒みを抑えている事で、アトピー症状が治まっている状態から脱ステをすると、抑えが効かなくなり、一気に炎症や痒みが出てきます。その場合、たっぷりの栄養を摂る。運動や学業や仕事で無駄に活動エネルギーを使わない。睡眠時間をたっぷりとる。修復に全力を注ぐ期間をつくることをオススメします。

整体について

アトピーケアで実際に整体を提供していますが、やはり個人差があります。私の考えでは、整体で内臓や骨格を調整し、リラックスさせ、血流をよくしたり、睡眠の質を高める。そして生活改善を行うことで、アトピーが良くなるという考えです。本当はもっと奥が深いので、気になる方は相談下さい。臨床経験上、有効な手段だと実感しています。もしあなたが整体を選ぶ際は、ソフトな施術、皮膚に刺激の少ない施術を選ぶといいでしょう。

鍼灸について

鍼灸は肝臓のエネルギーや肺のエネルギーなど一つ一つの臓器や、臓器同士のバランスが保たれることで健康でいられる。バランスが悪くなることで、病気になる。まさにエネルギー（気）というように「病は気から」です。
西洋医学の薬物療法との違いは、症状を止めるてその間に治癒力で治すのか。治癒力で病を治すのか。短期的には西洋医学、長期的には東洋医学。どちらか一方だけしか選べないわけではないので、どちらも選択するというのが私のおすすめです。

栄養療法について

アトピーにはビタミンDがいい。アトピーには亜鉛がいい。たくさんの情報が溢れています。アトピーは健康的な食事があって、プラスαで上記のような栄養を意識すること。まずは子供の頃に習った5大栄養素だったり、食事バランスガイドを意識してみるのも一つです。私はプラスで栄養指導に「まごはやさしい」などの概念も取り入れたり、分子栄養学の概念を取り入れています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-007.html

サプリメントについて

サプリメントを有効的に使う方法は食事の見直しです。例えばビタミンAが皮膚細胞に必要だったり、抗酸化作用があり、酸化しない体作りに必要だとしましょう。ビタミンAが血液の中を運ばれるには亜鉛とタンパク質が必要です。だからビタミンAのサプリを摂るという安易な考え方は間違っています。サプリの栄養素をしっかり使えるように、食事を徹底的に見直すことをおすすめします。

洗浄剤について

湯シャンや無添加石鹸も方法の一つです。私がよりオススメしたいのは酢酸系のシャンプーです。ここでは言及しませんが、アミノ酸系シャンプーや硫酸系シャンプー、石鹸よりも皮膚や髪の毛に刺激が少なく、皮膚細胞へのダメージも低いので、私は家族全員、酢酸系のシャンプーを使用しています。

シャンプーだけでなく、歯磨き粉、食器用洗剤など皮膚に触れるものはなるべく気をつけています。気にしない人は気にしなくてOK。毎回使うものは健康に影響が出てきます。なので多少のお金は払ってでも良いものを使うようにしています。皆さんにもそうであってほしいです。

プレオープンに伴い、施術体験募集中

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doodle鍼灸院（ドゥードル）
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場所：大阪市西区新町1－8－24 FM Yotsubashi BLDG
受付：10時～20時　日祝休み
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