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第2話「脳内スイッチをきりかえよ!」

カーテンの隙間から朝日が差し込み、
ネコ仙人は、ゆめみの足元で目を覚まし、
のんびりと体を伸ばした。

ネコ仙人: ゆめみよ、おはようにゃ。
よく眠れたかにゃ?

ゆめみはネコ仙人の姿を見つけ、
微笑みながら頷いた。

ゆめみ: おはよう、ネコ仙人さん。
最近は少し疲れがたまってたから、
昨夜は気づいたら寝落ちしてた、、。

ゆめみはスマホの日付を見て、
弟がネコ仙人を預けていってから、
もうすぐ1週間経つのかと、
なんとなく思った。

ネコ仙人: そうだったにゃ。
昨夜は気づいたら寝支度もせんと寝とったにゃw
ゆめみよ、疲れはしっかり取れておるかの?

ゆめみ : ちゃんと寝てはいるんだけど、
なんだか疲れが取れた感じはあんまりしないな。

ゆめみは苦笑いの表情を浮かべながら、
ネコ仙人の次の言葉を待った。

ネコ仙人 : 前に話したマインドフルネスを実践すれば、疲れにくい生活を送ることができるにょ♪
結果として幸せな生き方にも気づけるにゃ!

ゆめみは、「マインドフルネスかぁ…、その道のりは長そうだなぁ…」と思いつつも耳を傾け続けた。

ネコ仙人 : 今日は ”脳の切り替えスイッチ” について話そうかにょ。
マインドフルネスと深い関係がある重要な話にゃ。

ゆめみは疑問に思った。
脳のこととマインドフルネスって関係あるの?
頭の中を”?”  が駆け巡った。

ゆめみ: その〜、“脳の切り替えスイッチ” って、
具体的にどういうこと?

ゆめみは、半信半疑で聞き返した。

ネコ仙人: そうだにゃ、順を追って話そう。
まず脳の中には、
DMN(デフォルトモード ネットワーク)、
CEN(セントラル エグゼクティブ ネットワーク)、
そして、SN(セイリエンス ネットワーク)
という、3つの神経ネットワークがあるんにゃ。DMNは脳の浪費家で、思考や心の彷徨を引き起こすことがある。
一方、CENはエネルギーを効率的に使って計画や意思決定、注意制御なんかもしてくれるんにゃ。
そしてSNは脳の中の司令塔、
入ってくる様々な情報に応じてDMNとCENの働きを切り替える “脳内の切り替えスイッチ”の役割を果たすんにゃ。

ゆめみは、朝から知らない単語を並べられ、
「少しややこしそうな話しだなぁ…」と苦笑いをし続けた。
しかし、マインドフルネスについて学ぶ事で、
自分のこの疲労感、
しいては幸せな生き方にまで関係しているのかと思うと、寝ぼけていては理解できんと、
気を締めて体を起こし、
ネコ仙人の方を見つめ直した。

ゆめみ: それでそのー…
私の中でも3つの神経ネットワークが脳で関係しながら働いているんだよねぇ⁈
でも、それが幸せになる生き方なんかとどう関係しているの?

ネコ仙人: それは素晴らしい質問だにゃ。
実は、マインドフルネスを実践することで、
これらの神経ネットワークを適切に切り替えることができるにゃ。
DMNが活発になりすぎると、過剰な心の彷徨やネガティブな思考につながることがあり、余計なエネルギーを消費しやすくなるぞぃ。
一方、CENとSNをバランスよく働かせることで、集中力や意欲、ポジティブな感情を意識的に高めることができ、少ないエネルギーで効果的に結果を出すことができるにゃ♪

ゆめみ: へー、マインドフルネスを通じて
脳の切り替えスイッチをコントロールすることができるんだー!
それで前向きでより幸せな生き方になれるってことなのかな⁉︎

ネコ仙人: その通りだにゃ。
ゆめみよ、幸せになるためには自己探求や心の安定がとても重要にゃ。
マインドフルネスはその一つの手段であり、
自分自身と向き合い、
内に秘めた真の自分らしさ追求するための方法なのだにゃ。

ゆめみは少し考え込みながら、
ネコ仙人の言葉をゆっくり受け入れていった。

ゆめみ: なんだか難しそうだけど、、
マインドフルネスを通じて
“脳の切り替えスイッチ” を上手に使えたら、
自分らしく幸せな生き方を実現できるのかなぁ⁈
ネコ仙人さん、わたしにもできるかな?

ゆめみは、朝からややこしい脳科学的な話に、
少し不安を感じていた。

ネコ仙人 : 大丈夫にゃ♩

ネコ仙人は、
微笑んでゆめみを見つめながらそう応えた。
こうして二人は、マインドフルネスの魔法を解き明かすための道を歩み始めたのだった。

つづく

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