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モネ

今日はモネを見に行ってきた。


まるで違う国を旅行するかのように、額縁の窓を覗いてきた。


モネの見た世界をそのまま見れたように感じて、いまだに興奮がおさまらない。


金色の額縁を覗くたびに、息が浅くなった。


淡い色で描かれる世界に、一筋の太陽光があまりにも美しい。


川に船が浮かぶ、水面に揺れる影。


霧の中で霞む橋を、日の出が照らし出した。


モネに酔った、こゆーい1時間。


そのまま、原田マハの『モネのあしあと』をKindleでポチり、ポストカード2枚、ノートを一つ買った。


これから、朝目が覚めて、枕元に置いたポストカードが目に入り、一筋の太陽に「おはよう」と言われるんだ。


幸せすぎるっ泣


そう想像して、パッと心が暖かくなるのを感じた。そして、母の顔が浮かんだ。


このポストカードは母に贈ろう。


温かな母にぴったりな太陽の光。


額縁は百均ので許してくれるだろうか。


なにより、モネはやっぱり、天才すぎた。

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