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誕生石とその歴史


こちらは誕生石をイメージして作った石けん


【誕生石とは】

1〜12月、それぞれの月に宝石(鉱物)を割り当て、自分の誕生石の宝石を身に付ける事でお守りになるとされる。

【歴史】
1世紀、旧約聖書に語られる
古代ユダヤ教の大司祭の胸当てに嵌め込まれた12の宝石が起源とされている。

文献によって違いますが胸当てについていたのは

1.オデム(カーネリアン)
2.ピトダー(クリソプレーズかペリドット)
3.バーレケト(エメラルド)
4.ノーフェク(ガーネット系かルビー)
5.サフィール(ラピスラズリ)
6.ヤローム(ジャスパーかジェード)
7.レシェム(ヒヤシンス、コランダム系)
8.シェホー(アゲイト)
9.アヒアマー(アメジスト)
10.タルシシェム(クリソライト)
11.ショーハム(ベリル、オニキス)
12.ヤーシェフェー(ネフライト又はジェダイト)

と言われていますが正確には分からず、
昔の文献はサファイアと記載があってもラピスラズリの事を指している場合もあり曖昧です。

また、この時代に宝石を身につけられる人はかなり少数なので誕生石としての認識はおそらくないとされます。

時は流れ16世紀になると、
信仰の表現や権力の象徴としてより多くの宝石が使われるようになりますが、この頃も誕生石の認識は無いと言われています。

可能性があるのは18世紀ごろ。
イギリス、ヴィクトリアン時代。

星や花などロマンティックなジュエリーモチーフが流行り
故人や大切な人への特別な気持ちを表現した「センチメンタルジュエリー」が流行し、今までのジュエリーと比べるとより個人的の物に変わってきました。

この辺りから、認識は出てきたのではないか?
と推測されていますが、証明するものは残っていませんいません。

記録が残っているのは、
1912年 アメリカ宝石業者の大会で誕生石を決定したというものです。

こちらが、ベースになり
現在は国によって様々になります。

国によって違うお話はまた次回です。


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