扇浦レミイ@妖怪画家

2007 横浜美術短期大学卒業 2015 Gemological Institute …

扇浦レミイ@妖怪画家

2007 横浜美術短期大学卒業 2015 Gemological Institute of America Graduate Pearls(米国宝石学会員) 妖怪を中心に怪しいものを描きます。 https://lit.link/ougiura

マガジン

  • 2024.GW ザ・美術骨董ショー出品予定作品

    「ザ・美術骨董ショー」に出品予定の作品紹介です。 入場無料 【日時】 2024/5/1〜5/5 【営業時間】 通常営業時間 :10:00〜19:00 5/1 WED :10:00〜18:00 5/5 SUN :10:00〜17:00 【場所】 東京プリンスホテル 鳳凰の間アネックス内 ギャラリーF JR・東京モノレール 浜松町駅北 →徒歩で約10分
都営地下鉄三田線 御成門駅 →A1出口から徒歩で約1分 20点前後の作品を出品予定 今回のテーマは「CAT POWER」 猫又や不思議猫が集います。

  • 作品の物語

    製作した作品の解説です。 ひとつひとつに物語があります。

  • 雑記

    制作以外の事など、いろいろです。

  • 占いの世界

    🦋知り合いの方のみ占いをしており、 カード占いは22年行っています。 世界中の美しいカードを趣味で集め、100デッキ以上愛でています。 お気に入りを紹介中。

  • 2023年個展用作品

    2023年 11/22〜11/28 扇浦レミイ個展 あやかし縁起 上野松坂屋本店  ギャラリー内開催の個展用作品の紹介です。

最近の記事

  • 固定された記事

【略歴】

【略歴】 ※こちらのページは不定期で更新されます 妖怪や幽霊など怪しいものを中心に、古典的な雰囲気で描いています。 2007/3 「百華展」 横浜美術短期大学 2007/4「百華展」町田国際美術館 2008/4 「OME ART JAM」東京都青梅市 2008/6「room in the room」繭蔵ギャラリー(青梅) 2009/3「百華展」横浜美術短期大学 2012/6「飛翔する作家たち展」東急百貨店 たまプラーザ店 2012/7「20代の記憶から〜」さいか屋 藤沢店

    • 【作品の物語】六つ丸く

      猫の瞳孔は、夜明けと日暮のころの 明け六つ刻、暮れ六つ刻にはいっぱいに開いていて丸く見えます。 こちらを覗いているのは 普通の猫だろうか? これから起こる事を目をまんまるにして楽しみにしているようです。 【作者コメント】 猫ってこちらをじっと見ている時ありますよね。 なにを考えているのだろう? なにか知っているのだろうか? なんだか不思議な力を持っていそうだ。 と思わせるその様子を作品にしたく描きました。

      • 【作品の物語】猫又夜行

        今宵は楽しく猫又夜行。 扇子を持ったり、お面をかぶったり と自由に踊ります。 真ん中の猫又は特に、得意げです。 【作者コメント】 今までの猫又夜行の中で、一番華やかな作品を制作したいと思い、生まれました。 いつもは古い着物の柄をアレンジし背景を描くことが多いのですが、着物の柄は繊細なものが多いので、インパクトをつけようと今回は刺繍の花柄からインスピレーションを得ました。

        • 【作品の物語】玉兎を探す神マヤー

          満月の夜に知恵を授けてくれると言われる琉球の神猫、神マヤー。 今宵は、月を見上げて玉兎を探します。 玉兎はこちらを見ているだろうか? 【作者コメント】 親指サイズの神マヤーがかわいい作品です。玉兎は満月に凹凸を作り、角度によって姿が見えます。 神マヤーと一緒に月を眺めてみてください。

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        • 2024.GW ザ・美術骨董ショー出品予定作品
          15本
        • 作品の物語
          90本
        • 雑記
          47本
        • 占いの世界
          22本
        • 2023年個展用作品
          42本
        • 不思議な話
          18本

        記事

          【作品の物語】蒼穹の猫王

          ケット・シーが猫王に即位してから、 数年が経過しました。 以前よりも頼もしく成長しています。 青空の下、胸を張ります。 【作者コメント】 以前制作したシリーズの続きの作品です。 「賢王ケット・シー」 「若き日のケット・シー」 こちらは、即位直後をイメージした作品。 まだ、イタズラっぽさが残ります。 この数年後が今回の「蒼穹の猫王」です。 今回も黒を使わず、青と茶を混ぜて猫の毛を描いています。 油絵の肖像画がのような雰囲気にしました。 王様らしく、以前よりも装飾品

          【作品の物語】蒼穹の猫王

          【作品の物語】とことこ白猫又

          とことことみんなでお出かけ。 季節の花を見たり、遊んだり。 今日は、舞い落ちる花びらを捕まえて 遊びました。 【作者コメント】 昨年の個展では黒猫の作品が多かった為、5月の骨董ショーでは白猫を中心に作品を作りました。 同じ白でも少しずつ違いがあります。 頭巾を被った猫又は、実はスコティッシュフォールドです。

          【作品の物語】とことこ白猫又

          【作品の物語】可惜夜の神マヤー

          満月の夜に現れる琉球の神猫。 夜の終わりを惜しみながら、 星を眺めます。 次の満月には何が起こるでしょうか。 【作者コメント】 こちらの作品は、当初作品計画には無い物でした。 神マヤーシリーズを描くうちに、横長で鮮やかな青の作品が欲しいと思い急遽描き上げました。 夜明けが迫る空と、神マヤーの瞳の色を合わせています。

          【作品の物語】可惜夜の神マヤー

          【作品の物語】月待ちの神マヤー

          満月の夜に現れる、 琉球の神猫マヤーは早く満月が来ないかと空を見上げています。 月を待つ間は、書物を読んだり 上に乗っかったりしています。 【作者コメント】 知恵を授けてくれるという神マヤーは一体どこで持ったのだろうか? そんなところから生み出された作品です。 読書家だったらかわいいのではないか? と、神マヤーしか読めない不思議な本を背景に描きました。 その他、琉球紅型に使われる伝統的なモチーフを組み合わせ明るい雰囲気に。 神マヤーと楽しい出来事を一緒に待つよう

          【作品の物語】月待ちの神マヤー

          神マヤーとは?

          数年前から、私が好んで描くモチーフのひとつです。 神マヤーとは 数百年生きている琉球の神猫。 満月の夜に現れ 知恵を授けてくれます。 また、その知恵は出会った人の家を繁栄されると言われます。 こんなに素敵な神様なのに、資料が少なく、詳しい事もあまり記録にありません。 白くふわふわな毛並みに、尻尾の先が黒い姿が描かれたものが那覇市歴史博物館で見る事ができます。 沖縄へ行かれた際は、ぜひ神マヤーが描かれた「神猫図」山口宗季(呉師虔)筆を見ていただきたいです。

          カシミヤのヴィンテージコートを購入。珍しい紫色。 ボタンがかわいい。 肩が大きかったので3㎝縮めました🪡

          カシミヤのヴィンテージコートを購入。珍しい紫色。 ボタンがかわいい。 肩が大きかったので3㎝縮めました🪡

          「ハンソン・ロバーツタロット」レビュー

          【ハンソン・ロバーツ タロット 日本語解説書付き 】 Hanson-Roberts Tarot Deck 【テーマ】 米国のイラストレーター  メアリー・ハンソン-ロバーツが描いた温かみのあるイラストのデッキです。 【構成】 スミス・ウェイト版 カードには5ヶ国語の説明が書いてあります。 【シャッフル】 小さめの手のひらサイズです。 カードの滑りも良く、シャッフルしやすいです。 【カード紙質】 適度な厚みと、滑りやすさで扱いやすいと思います。 1枚1枚がくっ付

          「ハンソン・ロバーツタロット」レビュー

          【作品の物語】思考する神マヤー

          琉球の神猫マヤーは、 満月の夜に現れ、 知恵を授けてくれます。 どんな知恵が良いか? 深く思考している様子です。 決して…寝てはいません。 【作者コメント】 こちらは、作家仲間のお家のかわいい猫さんをモデルに描きました。 白くてふわふわの神マヤーにピッタリです。 キュッと目をつぶった写真がとても愛らしかったので作品にしました。 小籠包のような白い手もたまりません。 背景は、琉球紅型に使用される吉祥模様を描きましたが絵に馴染むよう落ち着いた色味にしています。

          【作品の物語】思考する神マヤー

          【作品の物語】月を見上げる神マヤー

          「月を見上げる神マヤー」 金潜紙・アクリルガッシュ 4×4㎝ 満月の夜に現れる琉球の 神猫マヤーは、知恵を授けてくれます。 今宵も満月の下、訪れる人を 楽しみに待っています。 【作者コメント】 こちらの白ふわふわ猫は、 作家仲間のお家の子をモデルにしています。 白くてふわふわで尻尾の先が黒い神マヤーにとてもピッタリ。 シリーズでいくつか描きましたが、こちらの「月を見上げる神マヤー」は洋室に合うようなイメージにしています。 神マヤーの背景の上の丸は満月ですが、下の丸は

          【作品の物語】月を見上げる神マヤー

          【作品の物語】猫又音頭をとる子は真中に

          愉快な音頭が流れてくると 人間たちが知らないところで 猫又たちは集まります。 音楽に合わせ踊りますが、 ベテランの猫又が盆踊りは どんなものか? と得意げに教えてくれます。 しかし両端の猫又は練習が 必要なようです。 【作者コメント】 盆踊りを踊ったことは数えることしかないのですが、皆さんはどこで覚えるのでしょうか? 記憶を辿ると、中央に振り付けする方がおり、その動きを見ながら踊っていた気がします。 浮世絵に踊る化け猫の姿が残されていますが、振り付けが得意な猫とそうでない

          【作品の物語】猫又音頭をとる子は真中に

          【作品の物語】踊り踊るなら猫又音頭

          まんまるの月の下、 猫又たちが盆踊りを楽しんでいます。 金色の目をキラキラさせ、 しっぽを揺らし、 のどを鳴らし、 最近覚えた振り付けを披露します。 【作者コメント】 東京音頭の振り付けを参考に描きました。 子供の頃、いつもより夜更かしをして踊った盆踊りはとても楽しかったのを覚えています。 非日常的な情景は、今でも夢に出て来る事があるくらい思い出深いです。 その時の気持ちを思い起こしながら描きました。 こちらは、5月のザ・美術骨董ショーに出品予定です。

          【作品の物語】踊り踊るなら猫又音頭

          【作品の物語】金目の弾き語り

          誰よりもいい耳で覚えた唄を、 喉をゴロゴロ鳴らしながら 三味線で弾きます。 月が出ても、その猫の猫目時計は 昼を指す。 どうやら普通の猫では無いらしい。 【作者コメント】 猫又か、はたまた化け猫か? どちらにしても普通の猫では無い弾き語りです。 江戸時代の浮世絵をイメージし、描きました。 実は、額の底に… 2024年5月の展示に出品予定です。

          【作品の物語】金目の弾き語り