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GLAY・TERUさんが見つけた新しい夢「ベネチア」を語る「GENTEN.HAKODATE Vol.5」

8月15日は、2008年にGLAYがロサンゼルス・House of Blues Sunset Stripにて「GLAY VERB TOUR 2008 IN U.S.」を行った日です!

はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!

私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「GENTEN.HAKODATE vol.5」がテーマです。

<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>

【note「マガジン」できました】

「GENTEN.HAKODATE」を観た私(まりうた)の感想や調べたこと、函館について紹介する記事のnoteマガジンを作成。GLAYERの目線から応援している。

非公式だが「GENTEN.HAKODATE」の参考書のようになれば幸い。TOP画像は分かる人には分かるあの場所(HAPPY SWINGカラーのイメージにしてみた)

マガジン名【GLAYのTERUさんと「GENTEN.HAKODATE」】

マガジンのフォロー御礼申し上げます。
TERUさんのyoutubeチャンネル「GENEN.HAKODATE」も是非チャンネル登録を。

【「GENTEN.HAKODATE vol.5」公開】

本日、以前の記事でも書いたGLAYのTERUさんが始めた函館の魅力を紹介するyoutubeチャンネル「GENTEN.HAKODATE」の第5回が公開された。

vol.1からの感想は以前の記事で書いた。
【vol.4 「BEHIND THE CASK」】

【vol.3 本格イタリアンを作ろう!】

【vol.2 函館の魚介を買いに行こう!】

【vol.1 土田康彦の作品を函館へ運べ!】

配信スタート前に書いた記事。そもそも「GENTEN.HAKODATE」とは?

【夏休み特別編①ハセガワストアでやきとり弁当購入】


【「GENTEN.HAKODATE vol.5」見どころ】

「GENTEN.HAKODATE vol.5」個人的なポイントを箇条書き。
調べた情報も入れつつ紹介。動画から広がれば嬉しい。
今回は調べた情報量が多いので長くなった。どうか必要な部分もおさえつつ最後まで読んでいただければ幸い。

・ミッションは「本格イタリアンを食べて良い話をしよう!」
(函館発のウイスキーを紹介したvol.4を経て最新動画)
vol.3「本格イタリアンを作ろう!」の続き(撮影日:6月14日)
・約15分で「夢を叶えた後どうするか」「夢の探し方」を学べる
・冒頭約1分オープニングの出演者紹介が大切(オールスター)
・明日使える?!イタリア語
・今後、函館出身の編集者を募集?!(現在はTERUさん自身が担当)
・完成した料理名と紳士な土田さん
・まだあった食材「高級お肉」
・vol.4で登場「農楽蔵(のらくら)」の函館産ワイン
・TERUさんと土田さんの素敵な関係
・エンドロール(お誕生日祝いとTERUさんの熱いメッセージ)

【GENTEN HAKODATE Vol.05「本格イタリアンを食べて良い話をしよう!」】


【オープニングで顔と名前の一致を】

「GENTEN.HAKODATE」では毎回オープニングに登場人物の紹介があるが、今回はこの動画本編に積極的に登場しない人物も紹介されている。

よく見ると肩書の他にTERUさん発「キャッチフレーズ」が面白い。

「函館の高倉健」Teru's Father“JIJI”
「函館のレディーガガ」Teru's Mother“GAGA”
「農楽蔵(のらくら)・葡萄のマジシャン」Ken&Kazuko
「BEHIND THE CASK OWNER」Ryo
「SOUND PRODUCER」Seiji Kameda
「ENGINEER」Masashi Kudo
「Navigator」TERU from GLAY
「Assistant Navigator」Yocchan
「Director」Icchy
「Venetian glass artist」Yasuhiko Tsuchida
「Architect(建築家)」Takumi Hasegawa

「GENTEN.HAKODATE」vol.5オープニング映像より(「まりうたnote」調べ)

総勢12名の出演者名のクレジット。

今まで特別編を入れると6作品の動画が揃ったが、収録は2日間(6月13日と14日)で行われたことが分かる。
関係者をHAKODATEスタジオに招待して、本当の意味でアットホームに楽しくお食事をする風景…素敵で憧れる。

なお動画の概要欄には漢字ver.が。

【今回はVol.03の続きとなります。Vol.03で作った料理を食べ、美味しいお酒を飲みながらのTERUと仲間のトークをお楽しみください】

《Guest》
土田 康彦(ベネチアンガラスアーティスト)
長谷川 匠(建築家)
亀田 誠治(音楽プロデューサー)
工藤雅史(エンジニア)
澤田 凌(Behind the Caskオーナー)
佐々木 賢(函館ワイナリー農楽蔵)
佐々木 佳津子(函館ワイナリー農楽蔵)
HIKARU(SODAPOP)

https://youtu.be/6dtIER70lTc

以前の記事で書いた「G4 Space」のHIKARUさんもいることが分かった。合計13名とは華やか。
(そういえば過去の動画でも「13人前」と言っていた気がする)

土田さん、亀田さん、農楽蔵、Behind the Cask関連については過去の動画に登場したときに紹介済みなのでご参照を。


【エンジニア・工藤雅史さんとは?】

TERUさんが函館スタジオの話をするときに度々お名前を聞いていた「工藤さん」こと工藤雅史さん。
以前GLAYのドキュメンタリー番組にも出演していたが、いくつかのアーティスト関連でWEBインタビューがあったので一部紹介する。

【studio Jiveを経て、フリーのレコーディング・エンジニアに。平井堅、GLAY、JUJU、back number、Little Glee Monster、秦基博、Creepy Nutsなどの作品に携わる】

【私は中学、高校の6年間吹奏楽でドラムやティンパニーを担当しており、クラシックからマーチング、またはビッグバンド・ジャズやポップスなどを幅広く演奏しておりました。その中でゴダイゴ「銀河鉄道999」「ビューティフル・ネーム」「ガンダーラ」などは何度も演目に入り、特に「銀河鉄道999」は演奏会で何度も演奏した記憶があります。そのときにライドのカップ奏法を覚え、特に転調という言葉を初めて知りました】

https://www.snrec.jp/entry/interview/mickie-yoshino_kameda-seiji_3

また平井堅さん25周年HPのインタビューで「レコーディング・エンジニア」の仕事についてのお話が(平井堅さんには「マサシ」と呼ばれているそう)

【大きく分けて楽器やボーカルなどを録るレコーディングと、それらのバランスや質感を調整してまとめるミックスという作業があります。その中でアーティスト、あるいはプロデューサーがこういうふうにしたいと言ってきたことをうまく形にしていくことがとても重要になります(中略)
エンジニアは最初に感じた曲のイメージを膨らませ自分が描いた音を作ります。私はそれに物語を少し付け加えたりします。その付け方が色々なエンジニアの個性を出しているのかも知れません。
それがアーティストやプロデューサーと上手く合致するととても嬉しく、そして沢山の方々が聴いてくれたり観てくれたり共感してくれる方々が多いときは本当に良かったなと感じます。ちなみに個性ではないですけど私、体力が凄いです。通常レコーディングは6時間位から13時間位かかったりしますが苦とも思いません(笑)】

https://www.kh25th.net/interview/detail12/


【長谷川匠さんとは?】

提携先のHPプロフィールを抜粋すると、

1985年 5月11日埼玉県深谷生まれ。
2004年 数多くの著名な日本人建築家のもとでインターンとして経験を積む
2013年 渡仏し1年半パリの建築事務所で学ぶ
2014年 帰国し、現代美術家 杉本博司に師事
2015年 アトリエ長谷川匠を設立
    9月 静岡にて初の自身の写真展を開催
    10月 寺田倉庫の「Canal Side Dream Diorama Model」を完成
2016年 TRUNK(HOTEL)Sculpture Modelを製作。
    9月 ギャラリー長谷川匠、ファクトリー長谷川匠を設立
    10月 株式会社アトリエ長谷川匠を設立
2017年 住宅 Maison de Miroir 完成。
    世界的建築家フランソワ・アラールに見出される
    模型製作や修復に特化Aachitecture Model Workshop開業
2018年 Art Fair 東京 2018 入口に「Canal side Dream Diorama Model」展示
    新国立劇場 JAPON dance project 2018
   「真夏ノ夜ノ夢 SUMMER/NIGHT/DREAM」舞台美術を最年少担当
    株式会社 SMALL WORLDS にて建築設計ディレクターに就任。
    エリアジオラマ模型も製作
2020年 5月 ミニチュアテーマパークSMALL WORLDS TOKYO 完成
    国内、海外で現在63プロジェクトが進行中

https://zero-dance.com/members/takumi_hasegawa

TERUさんは様々な世界で活躍する方々と繋がることで、本業の音楽にも新しいエッセンスを取り入れている。
自身の誕生日に行われた「LIVE at HOME vol.8」の会場が「SMALL WORLDS TOKYO」となったのも、長谷川さんとの出逢いがあったからこそ。
今後も化学反応に注目したい。

【編集はTERUさん】

現在、初回から全て「TERUさん自身が編集」を担当している。ツアーやレコーディングの合間などに行う作業が大変そうな様子は、何回か以前の記事で書いたGLAY公式モバイル内で本人も語っていた。
(そのため、たまにTERU語録な誤字等もあるのはご了承を。見つけたらラッキーくらいのテンションで観ていただけると幸い)

今回の動画では「函館出身のクリエイター」を今後募集するかもしれないという発言が。今後に注目。


【明日使える?イタリア語】

イタリアに住んでいる土田さんによる、さらっと出た明日使えるかもしれないイタリア語。

動画で乾杯前に言っていた「シ・シニョーレ」
グーグル先生によると、

「Si Signore(シ・シニョーレ)」=「かしこまりました」
※「~殿」「~様」のような、紳士の意味があるとか。

女性版は?と気になり調べてみたら、

女性だと「signora(シニョーラ)」
「Si signora」=「はい奥様」※Google先生訳。

イタリア語は細かい部分が複雑で難しそうなイメージ。のちに現地へ行けるかは別として挨拶や基本的な簡単なことは学びたい。

【TERUさんが飲んだ農楽蔵のワイン】

vol.2の記事でも「農楽蔵」について紹介した。今回はTERUさんたちが飲んでいるブランドについて調べてみた。

「農楽蔵」は、函館のワイナリー。2011年北海道北斗市に文月ヴィンヤード(自家農園)を開園。2012年北海道函館市に農楽蔵を設立、2015年自家農園の葡萄がとれ始める。造るワインのスタイルを絞り込み、徹底的に設備をコンパクトにすることにより函館山の麓、近現代の歴史が詰まった元町で「街なかワイナリー」を実現。

「農楽」の哲学
農楽には「曲がって、振って、農を楽しむ」「野良仕事」「どこにも属さず、自分たちの理想を追い続ける」という意味が。
『自分たちの納得いくものを提供し、身の丈にあった収入と、最大限の幸せを感じられること』が、一貫した哲学だそう。

「まりうたnote」調べ

・NORA BLANCE(ノラ・ブラン)
動画の最初に飲んでいた白ワイン。2019年に雑誌「Pen」オンラインでも紹介されていた。説明の部分が分かりやすい(価格は約4千円)

【農楽蔵の主要銘柄のひとつ「ノラ・シリーズ」は、熱烈なファンも多い人気の銘柄だ。生産数も少なく、発売するとすぐ売り切れてしまうほど。今回紹介するのは、その中でも彼ら自身が栽培しているブドウでつくった白ワイン「ノラ・ブラン」。
北海道産の冷涼な地域のブドウでつくったワインだと予想して飲むと、口中に広がる熟した果実味に驚く。少しとろりとしているが、口に含んで飲み込むまで引っかかるものはなにもなく、喉に残る果実味がなんとも心地よい。まるで果物を食べているような印象だ。ピュアな果実味とはなるほどこういう味わいだと頷ける一本だ。】

https://www.pen-online.jp/article/002439.html


・NORA ROUGE(農楽蔵メルロ、ピノ、ノワール赤)
魔法の呪文のような素敵なワインの名前(※詳しくない私のイメージ)
公式フェイスブックに「ノラ・ルージュ」の説明があった。

【ノラ・シリーズは「農楽蔵の個性」を追求するものです。赤は、亜硫酸無添加で発酵・樽熟成して造り、複雑性の中にピュアな果実感が存在し、柔らかいながら芯のある味わいを目指します。ノラ・ルージュ・"ゼロ"は、今後ノラ・ルージュに入っていく予定の品種を、単独で仕込むロットです。毎年作るとは限りません。
北海道余市町と、北斗市の自家農園産のピノ・ノワールをステンレスタンク発酵、樽熟成したもの。すべて手による除梗を行っています。
今までのゼロと同じように、イチゴ、バラ、ビターチョコ、オレンジピールの香りは健在です。妖艶さとフローラルな香りが特徴的な余市のピノを、果実感と骨格がある北斗の若木ピノが引き締めている感じです。というわけで、ついに自家農園のピノ・ブレンドが登場です。
2015年はメルローの入荷が無かったため、ノラ・ルージュはありません】

https://ja-jp.facebook.com/174556299312064/posts/854321698002184

確かに以前の動画で「フルーティ」と話していた。そして「妖艶さとフローラルな香り」は魔法に通じるような。

・「除梗(じょこう)」=ブドウの房から果梗を取り除くこと。
・「果梗(かこう)」=枝や茎から分かれ細く伸び、先に果実をつけている部分。

【農楽蔵のラベル】

農楽蔵の公式HPをみると、可愛い猫のラベルについての説明が。きっと問い合わせが多いのだろうと推測する。

【農楽蔵のカワイイ個性的なラベル、外装、パンフレットなどの作成は「トウヤグラフィックス」さんにお願いしています。
ちばみなこさん絵本作家 ラベルや外装のデザインをお願いしています。
チバユウイチさんクリエイター、陶芸家 ラベルや外装のデザインをお願いしています】

http://www.nora-kura.jp/link.html

・ちばみなこさん

【空想の世界が広がってゆく絵本、心に残る一冊を目指し創作しています】

1996 東京芸術大学 美術学部 工芸科 卒業
1998 東京芸術大学大学院 美術研究科  修了
2006 「ニッサン童話と絵本のグランプリ」 絵本部門 大賞
2006 「ボローニャ国際絵本原画展」 入選
現在、埼玉県幸手市にて作家活動中。

http://minako-chiba.com/profile.html

・千葉雄一 さん

1971年東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科卒業、同大学大学院美術研究科陶芸専攻修了。2000年埼玉県幸手市に工房を開設。同大学陶芸研究室の非常勤助手を2003年まで勤める。

【6年間予備校に通い4浪で東京芸術大学に入学する。4年間の浪人生活はたくさんの貴重な経験をさせてもらった、いろいろあったが、1つだけ言える事は「折れないハート」を獲るための必要な時間だったと今なら思える】

http://www.yuichi-chiba.com/about.html

作品には物語がある。それを創る人間にも物語がある。
ワインを飲むとき「マリアージュ」という言葉を使うと聞く。もしかしたら、ラベルを制作した作家さんの思いも含めて「味」に表れているのかもしれない。


【登場した料理たち】

土田さんが辻調理師学校のご出身というのは以前の記事で紹介した。
前回は具体的な作り方は出てこなかったが、今回の動画で完成品の一部が紹介された。

・鳥のもも肉の煮込み
薄味に作ったそう。鳥の皮を剥いでぶつ切りにし湯がいただけ(低温80度で一時間半くらい)
土田さんの料理名に対してTERUさん「ホタテバターと一緒」とストレートな表現に反応。

・「タラバガニ」と紳士な土田さん
vol.2で購入した蟹だろうか。現在放送中テレビ東京「雪女と蟹を食う」に友情出演したTERUさんは記憶に新しい(詳細はvol.2記事に追記済)

カニを頬張るYocchanさんに、無言でスッと紙ナプキンを差し出す紳士な土田さんにキュン。このシーンをわざわざ映像に残したのは自ら編集しているTERUさんの優しさでもあると感じた。

・「クロッサムモリタ」の高級肉
亀田さんも「グー!」と唸る美味しさのお肉。
「クロッサムモリタ」TERUさんが食べたことあったとは。名前は数年前にテレビで聞いたことあった。予約の取れない焼き肉店(わかる人には分かるけど、お店の場所もシークレット)

最近は「ヒルナンデス」や「笑神様」等テレビでも紹介されたよう。

オーナーの森田隼人さんについて、2019年に実施のクラファン(下記サイト)の紹介が分かりやすかった。

【「CROSSOM MORITA(クロッサムモリタ)」など、都内で6店舗の焼肉店を経営する「六花界(ろっかかい)グループ」のオーナー兼シェフ・森田隼人さん。
会員制焼肉店の文化を広めたほか、プロジェクションマッピングの映像とリンクさせたコース料理や、発酵による「熟成肉」製法の開発・特許取得など、飲食業界の常識にとらわれない活動でメディアから注目を集めています】

https://camp-fire.jp/academy/articles/casestudy-146131

「GENTEN.HAKODATE」動画内では、良い話のあと「2時間前の映像」として登場する。
焼く前の高級お肉を両手に持って、お肉やお店の説明をするTERUさん。

「宴もたけなわ、メインディッシュいきたいと思います」
「超高級お肉のですね、予約の取れないお店で」
「エンターテインメント!色々とプロジェクションマッピングとか屈指駆使してるお店」
「低温で焼いてみたいと思いますので焼くのも楽しんでみたいと思います」
「ありがとう!森ちゃん!!!」と、ビデオメッセージのように急なカメラ目線になるお茶目なTERUさん。

お洒落なホットプレートで焼き始める(お揃いホットプレートを調べてみたので後日アップ予定)


・イタリアの有名店「Harry's Bar」のケーキ
vol.3の冒頭で話していた、土田さんがイタリアから持参したベネチアの最高峰イタリアン店「Harry's Bar」のケーキ。

エンドロールには、ケーキを袋に入れてパウダーをまぶす作業を楽しそうにするTERUさんの姿も印象的。
撮影日が6月14日なので、亀田誠治さん(6月3日)とTERUさん(6月8日)のお誕生日お祝いの様子はGLAYが仲良しなことを証明できる。

【TERUさんと土田さん】

今回の動画内での一番の注目は、TERUさんと土田さんの関係。途中、良い話ゾーンになると演出がレトロ映画のような仕様に。
「土田さんに出会って人生が変わったと言う話をしています」とテロップが入る。

以前の記事で書いた「白ジャケットの夢」を叶えた後のこと。
GLAYが言ってきた「夢見ていこう」という発信に対して、TERUさんには次の夢が見つからない葛藤があった。

TERUさんは土田さんについて、

【普段そういうこと言わない人間(TERUさん自身)が、「10年後」みたいなこと言い出す。「ベネチアでライブやりたい」もそうだし、突拍子もない大胆と言わせてしまう(魅力が土田さんにはある)一緒になんかやったら「何でもできるかもしれない」って思えるスーパーマンのような人】

https://youtu.be/6dtIER70lTc

土田さんも同じ。TERUさんと会えた人生と、会うことができなかった人生は180度違う、対極と語る。そしてTERUさんも、

【出会った瞬間、変わりましたよね、人生が。一人でどっか行きたいと思ったことがなかった。行ったことないベネチアに「来週行っていいですか」と連絡する。なんだろう、行動力を掻き立てる何かがある】

【ここまではっきりベネチアにいる存在がなかった。日本の各地はいけるけど(ベネチアは)なかなかいけない。
(土田さんは)包容力があるんじゃないかな、なんでも相談したいって思える人だった。今まで人に相談したことない一人で解決するタイプ。あの時だけは「自分の人生どうしよう、この先に何があるんだろう」って】

【GLAYとして幕張20万人ライブや、普通に2万人とか5万人とかドームもやって。このあと、このまま年老いていくだけなのかなって。夢ってなんだろう。夢見て行こうって言っている自分がそんなに夢見ていない…。ちょっと焦りを感じて。
(スタッフ「一時期、言わない時期ありましたね」)】

https://youtu.be/6dtIER70lTc

そこでTERUさんは行動に移す。

【「あれ?今俺の夢なんだろう」って思った瞬間にすぐ電話して。(土田さんの住んでいるベネチアに)一週間後、行っていいですかって。ちょうどビエンナーレ(biennale)2年に1度の世界中の美術家とかが作品を展示して。
芸術の街、ベネチアで「こういう世界あるんだ」って。伝える場所。
知らなかったけど「行ってみましょう」って。北野武さんの作品や土田さんの(賞を取った)橋の作品があって。新鮮というか衝撃的すぎて】

https://youtu.be/6dtIER70lTc

その時のことは土田さんもはっきり記憶していたそう。

オーストラリアパビリオン、スペインパビリオンを一緒に観て「次のステージこういうの作りたかったんですよ~」と語るTERUさん。
土田さんは「芸術をみながら、彼の経験を重ねながら未来を見てる」と感じたそう。良い芸術・凄い芸術は、凄いなって思わせると。

その展示の帰りにサンマルコ広場に行ったTERUさんと土田さん。そこで土田さんが言った「ある一言」が、TERUさんの新しい夢へのスタートに。

【「ヴェネチア・ビエンナーレ」とは?】

「美術のオリンピック」と称されることもある。
「ビエンナーレ」は、イタリア語で「二年に一度」という意味。
美術・建築・音楽・映画・演劇の部門があるそうで、美術展は建築展と交互(TERUさんが観たのは建築の年かと)

【ヴェネチア・ビエンナーレ(Venice Biennale)
イタリアのヴェネチアで隔年開催される現代美術の国際展。(中略)第1回目の開催は1895年。歴史的な蓄積があるという点からも、現在数多ある国際展のなかで筆頭に挙がる存在である。
出展単位となるのは「国」であり、参加国は国内キュレーター(コミッショナー)と代表アーティストを選出して自国のパヴィリオンでテーマ展を行う。展覧会は賞形式で、各国の展示の中から金獅子賞(優秀賞)が決定される(中略)日本は52年に初めて公式参加。】

https://bijutsutecho.com/artwiki/7

・動画内で話題になった「橋」とは?
日本館のテーマは「en [縁]:アート・オブ・ネクサス」
土田さんは2016年のヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展 日本館にて403architecture[dajiba]の『ガラス橋-en』に制作協力。日本館は審査員特別賞を受賞した。

【経済的な低迷が続いたところに東日本大震災が起き、あらゆる分野で価値観の転換を迫られている状況に対して、建築家がどのように応えているのかをていねいな展示で紹介した点が高く評価された】

https://casabrutus.com/posts/21877

下記クラファンのページで作品について説明が。廃材などを使って製作された作品というのが分かった。


・スペイン館の内部の様子
その年に最優秀賞である「金獅子賞」を受賞したのがスペイン館。
グーグル先生の助けもあって、下記展示内容を知ることができた。なんとなくライブの演出にしたいってイメージが分かる気がする。
(なおオーストラリア館は「プール」がモチーフだった)

【建築家のイニャキ カルニセロとカルロス キンタンスによってキュレーションされた「未完」と題された展覧会は、最近の金融危機後にスペインで生じた問題への答えを提示する約 67 の提案と 7 つの写真シリーズで構成されています(中略)
「unfinished」は、創造性とコミットメントが物質的な制約をどのように超越できるかを示す新進の建築家を簡潔に厳選したものです。展示は、パビリオンのテーマに対応する 4 つのエリアに分かれています。各エリアは相乗効果を生み出し、展示全体は、プレゼンテーションやプロジェクションなどのさまざまなアクティビティに対応するように変換された中央スペースを中心に展開します】

https://www.designboom.com/architecture/venice-architecture-biennale-golden-lion-2016-05-28-2016/


【TERUさんとベネチア】

上記の出来事のあと、2016年7月に幕張でファンクラブ限定ライブ「HAPPY SWING 20th Anniversary SPECIAL LIVE ~We♡Happy Swing~ Vol.2」を開催。

そのアンコールでTERUさんがメンバーに内緒でMC中に「2026年にベネチアのサンマルコ広場でファンクラブライブをやりたい!」と宣言し、メンバーと会場をざわつかせた。

凄いのは、10年後のそれに向けて実際に翌年から行動していること。
最初はTERUさん1人、その翌年からメンバーを1人ずつベネチアへ。
このご時世で現地で中止が発表されHISASHIさんだけサンマルコ広場では実現していないが、土田さんの工房から生配信ライブを行った。

下記は今年のファンクラブ発足25周年記念ライブのエンディング映像(すでに2023年のカーニバルに出演決定のお知らせが)


【「函館スタジオ」という場所】

動画は暗転し、次のシーンへ。
話題は「TERUさんは周りに気を遣う」という話に。お客さんへのケアが凄いそう。

何度か以前の記事でも書いている、TERUさんの「函館スタジオ」

普段は気を遣うTERUさんも函館スタジオでは「息子」になる。ご両親もいるため子供のようなTERUさんの一面が見られるという。
それを「仲間に見せることができるのも凄い」「年末感、正月みたいな感じ」と。

そういう意味でもTERUさんの「原点」なのが函館。

そこから、このご時世について土田さんがクリエイターとして感じた熱い想いも語られる。土田さんも「一回ゼロに戻す、原点」とTERUさんとシンクロしたことを明かす。

最後にTERUさんの「函館の夜はいつも友と語り合っている」というメッセージで上記お肉を焼くシーンへ。

ここまで見せて良いのかと思うこともあるけど、それがTERUさん流。
だからTERUさんの周りの人たちもファンも長年惹かれるし、GLAYも結成34年(メジャーデビュー28周年)と続いている。


【エンドロールのメッセージ】

約15分の映像ラストは、TERUさんと亀田さんのお誕生日会の映像に。エンジニアの工藤さんからバックアップ用「HDD」のプレゼントも。

その映像と一緒にテロップで、TERUさんからの熱いメッセージが。

【皆さん、最後までお付き合い下さいましてありがとうございました!
こんな感じで、函館スタジオで過ごしてます。
普段は自分達の領域で必死に戦ってる仲間達。レコーディングをきっかけに
自然と集まってくる仲間達。釣りしたりスノボーやったり。

でも、本業と真摯に向き合っているからこそ、こう言った時間が特別に思えるんですよね。毎日こんな感じだったらこの大切な時間も大切だと感じなくなってしまう気がします。
きっとそれはどんな状況や環境でも一緒で、特別が特別であるために日々を頑張って生きていきましょう!明日も良い日になりますように!
by TERU】

https://youtu.be/6dtIER70lTc

「本業と真摯に向き合っているからこそ、こう言った時間が特別に思える」
「特別が特別であるために日々を頑張って生きていきましょう!」

TERUさんらしいエール。
私は動画をみて、何かにつまずいたり悩んだとき「自分との対話」そして「自分以外との対話」も大切だと改めて感じた。

今後も「原点」から新たな可能性が広がっていくのを見守るとともに、一緒に前へ進みたいと思った。

noteデビュー記事でも書いたが、私の人生はGLAYと一緒に成長してきたので「毎日GLAY」を振り返り「言葉」にすることで気がつく何かがあるかもしれないと思ったことが始めた理由の1つ。

そして、そこから一歩前進したい思い。発信したい、伝えたい、残したいと思った「市町村単位のラジオ局」=「コミュニティFM」の魅力と普段から聴くことの大切さ。

今年の4月29日からほぼ毎日GLAYとラジオについて語っている。その中でもオススメしたい記事がいくつかできた。もしお時間ありましたら。

全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と語った(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)

ラジオを聴く人が増えているってホント?

10代にも「ラジオ沼」が。

GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。

「note公式マガジン」に掲載された記事。

ここまで本当にありがとうございます!

かなり長くなってしまいました。
今まで100日以上マイペースに更新してきたnote記事で最長に。あなたの「フォロー」やハートマークの「スキ」ボタンとても励みになります。

それでは、またここであいましょう!

第105話【GLAY・TERUさんが見つけた新しい夢「ベネチア」を語る「GENTEN.HAKODATE Vol.5」】

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