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長く険しかった婚活の記録⑥【暗黒時代脱出のきっかけ】

Eさんは私より5歳上の女性で、当時私が勤めていた職場の関連会社の人だった。

特別仲良くしていたわけでも、仕事で繋がりがあったわけでもなかったが、何度か飲み会や合コンに一緒に行ったことがあった。

人づてに結婚したと聞いたけれど、その時には疎遠になっていたのでわざわざ連絡しようという気にもならなかった。


そんなEさんから「お久しぶりです。元気にしてますか?」と突然LINEが届いた。
たまたま仕事で私に聞きたいことがあって連絡をしたとのことだったが、興味本位で聞いてみた


「ご結婚されたって聞きました!おめでとうございます!あの…差し支えなければ…旦那さんとはどうやって知り合ったんですか?」


その時私は35歳。
合コンや飲み会のお誘いもほぼなくなり、新型コロナの流行もあって出会いは皆無だった。
自分より年上で普段の生活に出会いはないと言っていた人が、どうやって出会い、結婚まで辿り着いたのか聞いてみたかったのだ。


するとEさんからこんな返事がかえってきた。


「実は親にも〇〇さん(←共通の知り合い)にも言ってないんだけど…マッチングアプリだよ笑」


マッチングアプリ!!!


聞くとEさんの周りでマッチングアプリで知り合った人と結婚した友だちが5人ぐらいいるとか


もちろんマッチングアプリの存在は知っていたけれど、若い子が使うものだと思っていたし、正直「出会い系でしょ…体目当ての人とかいるんでしょ…怖い…」と思っていました。


そんな不安をEさんにぶつけると
「まぁ変な人もいっぱいいる!でも普通の人もいるからとにかく会ってみるしかない。お昼に会えば危なくないし知らない人に会うのも日常に刺激が出来ていいよ笑」


確かに最近男性と2人で食事に行くこともなかったな…
刺激!ほしい!!!

こうして私は35歳にして生まれて初めてマッチングアプリをすることになる。

次回は【マッチングアプリめんどくせー】について書きたいと思います。

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