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師匠との対話

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現代アート作家の私が、師匠・日比野貴之氏の対話を通して気がついたこと。
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記事一覧

お金のためではなく、自分のために働くべき

怠け者な仕事人 小学校低学年のとき、『ゲゲゲの鬼太郎』にハマっていた。 テレビでアニメが…

「ピンチヒッター」という生き残り戦略

師匠は、人からこう言われることがある。 「宇宙人」 「わけが分からない人」 「ぶっとんでい…

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教養の大切さが分かってきたかもしれない

最近、「教養って大切だな」と思うようになってきた。 現代アート作家の師匠について、アート…

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どうして、師匠の技法を継がなかったのか?

ナゾの質問 ありがたいことに、片田舎でやっているアートスクールも、少しずつ利用してくれる…

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「道」を絶やすな

はじめに 2022年に現代アート作家・日比野貴之氏に弟子入りしてから約2年半。 アートスクー…

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「難しい」からこそ、やるんだよ!!

アーティストって、つらたん アーティストとして生きるのは、正直いって、大変だ。 「あな…

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「信用」はどうやったらできるのか

突如、社会的信用がなくなるアーティスト 現代アート作家の師匠と出会った当初、「アーティストには個人の信用しかないよ」とよく言われた。 個人?信用?なに? 最初のうちは、全く意味が分からなかった。 しかし、師匠について半年、自分も「現代アート作家」を目指すようになって、嫌というほどその意味が分かった。 「アーティストです」と名乗ると、「ん?」と首をかしげられたり、しらーっとした目で見られる。 確かに、私も師匠に会うまで、アーティストが何をしている人なのか分からなかっ

断捨離はクリエイティブだ

もったいないお化け 「もったいない」 これが両親の口癖だった。 スーパーの袋も「もったい…

嫌われるのも悪くない

嫌われるのは嫌だ。 できることなら嫌われたくない。 だから、私は嫌われることを漠然と避け…

過去を語り出した途端、人は老いてゆく

歳をとってやっちゃいけないこと 「歳をとってやっちゃいけないのは、『説教』と『自慢話』と…

簡単に若者がついてくると思うな

「若手育成」「若手発掘」 これはジャンル問わず、さまざまな場面で使われる言葉だ。 私がア…

【グーグルより回答が早い男】生き残るひとの学び方

グーグルよりも回答が早い男。 私は師匠のことをそう呼んでいる。 師匠は現代アーティストだ…

これからの時代は勉強しないとだめだ

師匠はよく「勉強しろ」という。 私は正直、その意味が分かっていなかった。 私がこの言葉の…

「世のため人のため症候群」

はじめに ここ一年半の間、特定の人々にある症状が見受けられるようになった。 それは、事あるごとに「世のため」「人のため」と言う症状である。 一見すると、良いことを言っているような気がするし、言っていることは間違っていない。 しかし、人が必要以上に「世のため人のため」とか、「利他の精神」とか言うのを見ていると、違和感を禁じ得ないのだ。 この違和感の原因はいったい何なのか? とりあえず、この不可解な一連の症状を「世のため人のため症候群」と名付けることにした。 「世の