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MBA留学を、ざっくり振り返って見る① 〜シンガポール国立大学ビジネススクール〜

こんにちは。こちらが初投稿です。

こんな私でも、これまで留学セミナーに何度か演者として呼んでいただき、こんな自分の経験でも誰かの役に立つこともあるんだなと思いました。まだ30代前半の私ですが、この経験が誰かの役に立てばいいな、という単純な想いからnoteをスタートしました。(今後も続けられるかな、どうかな。。。)

これまで、大学・大学院までは研究、シンガポールではMBA(経営学修士)、内資と外資の製薬会社、ベンチャーキャピタルでベンチャー投資、そして今はスタートアップで働いています。ずっと医療畑にいる私ですが、気づけば所属組織はだいぶ転々としてます。これが良いのか悪いのか、、、自分なりには全て前向きな理由で動いてきたつもりの中、大きな組織・中くらいの組織、小さなベンチャーでの経験や、日本とシンガポールで勉強した経験の共有が役立てられれば嬉しいです。


今回のテーマ:【MBA】

28歳の時、シンガポール国立大学ビジネススクールに通いはじめました。その時の経験を前述の通りセミナーで話させて頂くことがあったので、まずはこのネタから始めたいと思います。(あと、既に昔、内容をまとめていたというのもあって)

まず、シンガポール国立大学ビジネススクール(National University of Singapore / NUS)について。

名前の通り、シンガポールにある学校です。MBAというと国内や欧米を思い浮かべる方が大半なのですが、NUSは最近アジアだけでなく世界でも認知度が上がっている(らしい)学校です。アジアでは大学ランキングで1位とか2位とか。これからMBAを検討する方の参考になれば幸いです。


まずNUSの良い点から。3つあります。それは、柔軟性、他国での学びのチャンス、そしてコミュニティだと思います。

柔軟性: 基本17ヵ月のプログラムですが、1年に短縮するか、反対に2年に引き延ばすのか、個々の考えに基づいて決めることが出来きます。私はSummer Internshipの機会が欲しかったので17ヵ月になりましたが、人それぞれ、多様な考えがあることを学校側が理解してのFlexibleなプログラムになっています。


他国での学びのチャンス: NUS MBAの学生の多様性に富んだ構成もそうですが、短期・長期の交換留学の機会や、Global Immersion Programという約1週間の他国の企業訪問の機会、そして交換留学に行かなかったとしても他校からの交換留学生と知り合える機会など,シンガポールに限定されない学びの場所が提供されています。


コミュニティ: 学内ですとNUSは総合大学のため他の学部の学生との交流の機会を自分から作ることができます。私の場合は、医学部の博士課程の仲間と一緒にチームを構成し、ビジネスコンペティションに参加しました。学外ですと、学内同様、色んなイベントやセミナーが頻繁に行われているのですが、シンガポールという国は小さいため時間をかけずに都合をつけてイベントに参加できることから、学びの機会がとても多いように思います。また、日本では容易には会えないような日系企業のエグゼクティブの方にお会い出来ることもあるので、日本人コミュニティの中だけでも、貴重な出会いが十分得られやすいように感じます。

いいところはザクっと記載するとこんなところです。
個人的に満足のいかない点もありました。

それは教授の実業家としてのキャリアが短く授業がアカデミックなスタイルをとることが多い点です。個々人の経験や最新の業界動向を踏まえた話ができる方が少なかったように思います。また、他校を知らないのでなんとも言えませんが、授業だけ受講しているだけでは物足りなさがあるように感じます。Semester1は大変でしたが、Semeter2からは授業はずっと楽に感じるようになり、想像していたMBA生活より負担が少なかったです。私は余裕が出来た時間でクラブ運営、ビジネスコンペや旅行など、授業に加えて他の活動を通した学びが得られたので満足しております。このように授業以外にやりたいことがある方にとっては色々な事にチャレンジできるため良いプログラムだと思いますが、授業に大きな期待をしている方にとっては少し物足りなさを感じるのかもしれないなと思いました。

そもそもなぜMBA行ったのか、その後どうしたのか、などなど、気が向けば書いていこうと思います。

ふー、なんとか書ききったー

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