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いまさら東京オリンピックの話をします@東京国立博物館

昨夜のサッカー日本代表のドイツ戦を、夜中に家族と大興奮しながら応援していました。もちろんわたしは、ほぼ“にわか”の日本代表ファンです。ラグビーのW杯なども、日本代表っていうだけで、一喜一憂してしまうのはなんででしょうね。

さて、そんなわたしは昨年のオリンピックも楽しみにしていた一人なのですが、その開催時期だったかの2021年7月13日~ 9月20日、東京国立博物館トーハクの平成館では、オリンピック・パラリンピック開催記念の特別企画『スポーツ NIPPON』が展示されていました。

ふと思い出したので、貼り付けておきます。

当時のお目当ては「マラソン足袋たび」でした。NHKの大河ドラマ『いだてん』でも、トピックの一つになっていましたし、それ以前に、池井戸潤の小説(ドラマ化もされました)『陸王』では、より詳細に描写されていました。

『マラソン足袋』(秩父宮記念スポーツ博物館蔵)

実際に本物を目の前にした時には「これかぁ」と、感慨深いものがありました。金栗四三が履いたものではないようですが、同じ型のようでした。

左が1932年ロサンゼルス大会で使われた日本代表の水着
右が陸上の400mなどで三島弥彦が着ていたユニフォーム
いずれも秩父宮記念スポーツ博物館蔵

三島弥彦も、『いだてん』に出ていましたね。

三島弥彦が着ていたユニフォームのアップです。なんかすごい

こちらはよく東京五輪のドキュメンタリー映像で、選手たちが入場行進で着ているスーツですね(左)。右は聖火ランナー用の、男性用のシャツとパンツです。

1964年の東京大会の時のメダルです
1934年ベルリン大会の時のメダルも飾られていました。ということは、ナチス・ヒトラーの時のオリンピックですね。国威発揚にオリンピックが使われた元祖と言われています
大江季雄・西田修平の「友情のメダル」

1936年ベルリン大会の棒高跳で2位と3位になった西田修平選手と大江季雄選手がお互いのメダルを半分に分けて接合した「友情のメダル」と、記されています。よく見ると、たしかに縦に一本の接合跡が残っています(展示されているのを見た時は、気が付きませんでした)。

1964年の東京大会の時のポスターです
上のポスターの中で、最も躍動感に溢れる一品
これも東京大会の時のポスターですね
秘伝の書のようなものも展示されていました
こんな浮世絵も

ほかにも色々と展示されていましたが、わたしが撮っておいたのは以上です。あまり関係ありませんが、数日後のサッカー日本代表のコスタリカ戦も今から楽しみです。



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