人類に未来はあるのか IT時代の情報の洪水の中で、、、


学者でもないただの1人の平凡な人間である私が
YouTubeなどを通じて ありとあらゆる知識を
短期間で得られるようになった。
人類の歴史に関しても、また然り。

人間は動物から進化した
知能、想像力を身に付け、それらを手立てにして
自分たちのたどってきた歴史を遡り
人類の歴史を何千年何万年何十万年にわたって探求し、
足跡を明らかにしようと努めてきた。
歴史学 考古学 人類学 地球物理学 古生物学、、、

人類は脳が発達してきた結果、執拗なほどの好奇心を持ち
あらゆる方面で多くのことを解明しようとする。
地球環境の周期的な変化 惑星の衝突や、巨大な火山の噴火など
様々な要因が
人類を始めとして、諸生物に多大な影響をもたらし
翻弄したであろうことを想像すると、戦慄を覚える

こうして明らかになってきた様々な事実を目の前にして
私などは、呆然として頭がクラクラする。
何故か空恐ろしささえ覚える。
現在、この時代に、ここで生きて生活していると言う事実が
なんだか、薄っぺらい紙切れ1枚の取るに足らない現象、、
そんな風に思えてくるのである。

地球上に起きた人類誕生と言う奇跡、、、
真実、事実をどこまでも探るその好奇心、、
科学技術の発達から、やがてITの時代へ、、
人類はブレーキの付いていない車に乗っているのではないか。

宗教や哲学が、この人類の危ない傾向に対して、
正しい処方をもたらす事はできるのだろうか
知識欲 好奇心 これらもまた煩悩の1つなのか。

不可逆的に、知的好奇心、貪欲に真実を探ろうとする人類
これらにブレーキをかける事はおそらく難しいだろう

アーミッシュのような人たちもいるが
その中で暮らそうとすれば、
それはそれで やはりどこかしら息苦しい袋小路に
はまり込んだような心持ちがするのではないだろうか

小中学生の中に時に現れる知的好奇心に満ちた早熟の天才は、
人類のこうした状況を、象徴的に示している。
その知的好奇心を十分に働かせることによって、
人間社会の勝ち組として生きていく姿は、
ある種の人間の生き方の理想を示しているとも言えるが、
アインシュタインが言うように、
最後には苦悩に包まれる晩年を迎えはしないか、、
老婆心ながら、このような懸念も抱いてしまう。



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