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未来は想像から始まる。(小2次男の読書感想文に付き添って感じたこと)

さて、夏休みももうすぐ終わる。
皆さんのおうちの子どもは、宿題を全てやり終えているだろうか。

さて、小学生の夏休みと言えば、親が手伝うことを前提としているような宿題がいくつかある。それはもちろん、「自由研究」と「読書感想文」である。

我が家は小2と小6の子どもがいるので、何しろ2回も付き添わないといけない。これが難題だ。

まず本を決める。子どもが自分の気持ちを投影しやすく、自分の意見を持ちやすいものがいい。読書感想文のコツは、この「本選びが9割」だと思っている。

ちなみに、小6長男の今までの書籍ラインナップは、「先生しゅくだい忘れました」「ぼくのニセモノを作るには」「ホームランを打ったことのない君に」。いずれも、あまり長い本を読まない長男のためのセレクトである。ちなみに、宿題をやりたくない、ロボットにやらせたいと長男の心の叫びを綴った感想文は、小学校の学年代表に選ばれ、区の冊子に掲載された。

さて、今回は次男の感想文の話。
2つの本を用意して、「どっちにする?」と聞いて次男が選んだのは「はれときどきぶた」という本。毎日日記を書いている小3の主人公が、ある日、お母さんが日記の内容を知っていることに気づいた。お母さんをギャフンと言わせようと、デタラメを綴った明日の日記を書くことにしたら、それがどんどん本当になってしまって、困って、デタラメを書くのはやめるという話。

次男に、「あしたの日記を書くのはいいこと?」と聞いたら、「想像できることはいいこと」と返ってきた。「想像できないと、なりたい自分になれないから」と。

そう、私たちの未来は想像から始まる。

誰かに「デタラメ」だと思われてもいい。
想像しよう!と思った。そして、想像を現実にする術を考えよう!と。

小2の子どもから、私が今日教わったことだ。子どもは時に、当たり前を見直す機会をくれる。


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