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でこぼこガールズトーク第二回「お薬の話をしましょう」

白木咲夏(以下「白」)
水辺はるか(以下「水」)

白「さて、第二回やっちゃいますか」


水「やっちゃいますか」


白「前回ねぇ……母親に読んでもらったんだけど、「家族に言われたこと」みたいなのを入れるといいかもって聞いたから、そういうのも入れていこうと思います」


水「なるほどね」


白「じゃあ今回は「薬」について話していきますよ」


水「はーい」


白「んじゃ、まずはお互いに飲んでる薬を挙げていくか」


水「写真とか貼ったほうが分かりやすいかな?」


白「おーいいね、採用」




白「今出先だからベルソムラ君忘れた……」


水「あらららら」



白「なんかなぁ、こういう薬の話とかしだすと、病院で自分の病気自慢してるおばあちゃんになったみたいな気分になる……」


水「(笑)」


白「ちょいとおハルさん、私また薬が増えてねぇ……」


水「あらそうなのかいおハナさん?」


白「ちょ(笑)おばあちゃん声上手い(笑)」


水「そんなことありませんよ、私はまだ19歳、そろそろ年ですねぇ……」


白「年じゃねぇ!(笑)しかも同い年だよ、私はどうなるんだ」


水「ふふっ(笑)」


白「文字起こししてなかったら脱線し続けるとこだった、話を戻すぞ」


水「うん」


白「えっとね、とりあえず薬の効果を説明していきますか」


水「オッケー」


白「まずはお互い飲んだことがあるエビリファイね。

私は朝と夕で飲んでて、薬もらった時には、気分を安定させる効果があるって説明された」

※詳しい薬効はくすりのしおりに


水「気分の波すごいからね」


白「それな」


白「じゃあ次はコンサータね」


水「あ、コンサータね、つい最近増えたの」


白「あらそうなの。で、どんな薬か薬局からもらった紙とかある?」


水「ありました」


白「えらい、よく保管してた」


水「えっとですね……注意力がないとか落ち着きがないとかの症状を改善させる薬、って感じかな」

※詳しい薬効はくすりのしおり


白「ADHDの薬だもんね」


水「次レキサルティね。

強い不安や引きこもりを改善して、意欲が出てくる薬って感じだね。

医者からは“エビリファイの副作用が軽くなった版だと思っといて”みたいなこと言われた」

※詳しい薬効はくすりのしおり


白「へぇー、そうなんだ」


白「で、次なんだっけ」


水「次もうハナちゃんのだよ」


白「あ、ほんとだ、エビリファイの紹介もう終わったもんな」


白「えーっと、まずレクサプロはね、抗うつ剤って呼ばれてるやつですね。気分の落ち込みを改善して、意欲を高める薬

※詳しい薬効はくすりのしおり


白「で、次がロゼレムメラトニンっていう、増えたら眠くなる物質を増やして眠くしてくれる薬」

※詳しい薬効はくすりのしおり


白「で、ベルソムラ。こっちも眠くなる薬で、こっちは目が覚める物質を抑えて眠くする薬」

※詳しい薬効はくすりのしおり



水「そうだ、スケジュール帳のポケットにね、頓服を入れてあるんですよ」


白「えらい」


水「この前出先で頓服忘れて死んだからね」


白「それはヤバい(笑)」


白「そうだそうだ、薬について言おうと思ってたことがあったんだけどね、みっくん薬飲んだか忘れることあるでしょ。この前通話してて言ってたじゃない」


水「あー、あるある」


白「あれでね、オススメのアプリがあるんですよ。

AOZORAっていう」






水「はい」


白「アプリ起動した時に出る文章から引用すると、“ADHD患者さんの服薬チェック・タスクアラート”っていう感じのアプリ」


水「タスクアラートがあるの便利やね」


白「やろ?飲む薬と、いつ飲むかを登録しておくと、通知が来るようになってるの」


水「はえ〜」


白「通知の時間もね、5分前とかカスタムできるみたいだからね、いいんじゃないかな」


水「ほぉー」



白「うん。それでね、話変わるんだけど、私自分の飲んでる薬に結構愛着あるんだよね」


水「へぇー」


白「薬って嫌いな人多いと思うんだけども、私新しく薬出されたら詳しく調べて……」


水「薬効とか調べてるのえらいなぁ」


白「ありがとう。で、名前の由来とかもあったら見て、あぁ〜この薬が頑張ってくれるんだな〜よろしくな〜って思ってる」 


水「薬とフレンドリーなのはいいことよね」


白「そうでしょ、ありがとう。

さて、やろうと思ってた議題は一応消化したから、あとは家族からの反応だな……みっくん薬飲んでて家族になんか言われたことある?」


水「そうですねぇ……最初の方はマイナスなイメージが大きかったね」


白「あー、やっぱそうなんだな」


水「やっぱり脳に直接働きかける薬だから……効能とかもパッと表れるわけじゃないし。副作用とかもあるし」


白「あぁ〜」


水「だからそれで母親と揉めたりもしたね。まぁ僕はもう藁にもすがる思いで、治るならって感じだったんだけど」


白「わかる!」


白「うちはね、なんか父親に言われたなぁ……薬に頼るなみたいなこと言われてちょっと揉めた。

まぁ中身としては、薬と一緒に、別の対処法も使っていくようにみたいな話だったから納得はしたんだけど」


水「僕も父親だか母親だか忘れたけど、同じようなこと言われたことはあるな……」


白「やっぱそうかー……」


水「心の病気って分かりづらいからね……。

ただ寝てるだけでも、具合悪いから寝てるのか、眠いから寝てるのか、動くに動けなくて寝てるのか……」




白「うん……(深く頷く)

まぁ抵抗があるのはこちらも理解できる……。

けど、フォロワーが言ってたけど、“文明人なら文明の利器に頼るべき。文明は使わないと発展しない”って言ってたから、まぁ飲みながらでもなんとか生きていきましょうや、と明るく締めたいんですがどうでしょうみっくん?」


水「そっすね。まぁ今は親も咎めはしてないし。

まぁ頼れるものには頼って、気楽に生きていきましょうと」




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