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せめて自分だけは自分を愛してあげて、という話

自分の中で正しい自分を創り上げて、そこから逸脱すると自罰してしまう時期があった。

思ったように仕事で進捗が出せない自分。ダメだと思っているのにゲームをしすぎて、大事な時間を消耗してしまう自分。

「正しい自分」はいつもシステマチックで、合理的。自分の思った通りに動く自分こそが全て。

ただ、いよいよメンタルが地に堕ち、上手く仕事が出来なくなってしまった瞬間、正しい自分に執着することそのものが危険行為であるのとに気づいた。

常に自責でいなきゃいけない。いや、そんなことない。自分の心を守るにはむしろ、他責思考であるべきでは。

どんなミスを犯しても、大切な取引先、友人、恋人にそっぽを向かれても、「そんな時もあるよな、頑張って生きてるわ」とせめて自分だけは自分を認めてあげたい。正当化と言えるかもしれないが、それでも。


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