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千の詩篇 twitterにアップした詩

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2018年11月から2020年5月までtwitterに毎日アップした詩を纏めています。
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記事一覧

twitterにアップした詩たち。2020/05/01~2020/0515

933 【斜陽】 頷く尾翼が アジサシの去就として 薔薇の煤む街に 陰影を落とした 時の気の抵…

twitterにアップした詩たち。2020/04/01~2020/04/30

904 犬儒派の水曜日に 睡っている虫たちの 飼われてゆく 絶望と午後 触角から流れる涙の中心…

twitterにアップした詩たち。2020/03/01~2020/03/31

875 寺院に打たれたピリオド 意思の蔭の時間 永久に延びてゆく根 が拭かれてゆく 見守られて…

twitterにアップした詩たち。2020/02/01~2020/02/29

844 生まれかわる季節の詠嘆を わたしはそっと聴いた 輝くものが 何処から来て何処へゆくのか…

twitterにアップした詩たち。2020/01/01~2020/01/31

790 【契約】 音楽が時を運ぶ 白く光る冬 太陽を視ると 僕は傷つく 北へわたる雲 その赤い脚…

twitterにアップした詩たち。2019/12/01~2019/12/31

730 【飛散】 疾風が静かに咲く 街は相変わらず過去の樹海 朝をノックする猫に わたしは撫で…

twitterにアップした詩たち。2019/11/16~2019/11/30

701 星が墜ちる朝 勾配が叫んで狂う 喜びは時に払暁を凌駕する 悲しみが燃え尽きてしまって 何を描いて良いか解らない画家が 詩人の窓を叩く 喪失が朽ち果ててしまって 何を詠って良いか解らない詩人が 指揮者の庭を彷徨う 朝はもうすぐ終わる さよなら ゲシュタルト 人は美に成るために生きる 702 【凪】 幸せの朝は 海に色を塗る 夜の残滓を 耳に残して 美しい日和には 時が音楽になる 嵐の鳴き声を そっと記憶に置いて 形の無いものが 暦を濡らしてゆく 忘れて

twitterにアップした詩たち。2019/11/1~2019/11/15

670 【潮音】 ゆうとんゆうとんゆうとんと 巨大な水に闇が浮かんで 冥い炎が空へゆく 口にで…

twitterにアップした詩たち。2019/10/16/~2019/10/31

645 【居住区】 音の居住区に起こった声の擾乱 揺れている現実が 奇妙な一致を見せる 星形の…

twitterにアップした詩たち。2019/10/01~2019/10/15

614 【深部】 怒りは美しくない ルサンチマンには 引き攣れた心ばかりで 良い馨りがしな…

twitterにアップした詩たち。2019/09/16~2019/09/30

597 【分水嶺】 口腔が叫ぶ 人の間、至るところに 磁場があるのだ 石は悲しみを知らない す…

twitterにアップした詩たち。2019/09/01~2019/09/15

567 【夏の天】 あたたかい嘴が 風を啄むとき 寝転がった尊厳が 蹂躙されそめる 日暮れには…

twitterにアップした詩たち。2019/08/01/~2019/08/31

505 「Repatriation」 生活の音が蘇生される 筋の通った幻聴が露呈する 蟀谷を通るシズルが…

twitterにアップした詩たち。2019/07/16~2019/07/31

473 【裏面】 命について 新しい言葉が要るだろう おれたちは 視えるものしか知らない たとえば普遍と個の識閾について その周縁をなんと呼べば? たとえば海とその洸の位置 たとえば言葉と声の癒着 たとえば記憶と現在の稜線 たとえばおれと神様の浸潤面 あらゆる裏面に 名も無きものが無限に存在し そのひとつひとつが 鼓動を伴って おれに迫る 季節を演じながら 474 【接吻】 光の嘘が 屑みたいに跋扈してさ 世界は疑似善だらけ 定款が所与を濡らす 初めて受け入れた潮流