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いつから「受験(受検)」モードにするか

お友達が中学受験を明言しはじめた

我が家の第一子は長女で、来春小学3年生になります。学童保育に通っているのですが、来年は通う?通わない?といった話が話題に上がるようです。学童保育は共働き家庭の子どもの居場所でもあるので、通うかどうか、子どもの意思だけでは決められないと思うのですが、「来年どうする~?」といったような大人びた(?)会話をしているようです。

その中で「塾に行くから3年生からは学童行かない」という子もちらほら。そこですぐさま「受験するの?」と、受験に会話を持っていくあたりが、今の子たちの情報感度ってすごいなぁと感心しました。
低学年からの通塾=中受という意識が、小2の子どもに刷り込まれている。きっと、そういう会話を既に始めているご家庭が多いのだなぁと思います。

「○○中に行きたいの!」

とはいえまだまだ低学年、プライバシーには脇が甘く「私は水泳がしたいから、水泳部が強い✕✕中学を受ける」「私は管弦楽部をやりたいから✕✕中かなー」と未来の志望校についてお話をしてしまっています

低学年がそこまで調べられるはずもなく「ご家庭でそういう話をしているんだな」と大人としてはなんだかのぞき見をしてしまったようでソワソワしてしまっています。

中受のことは高学年になってから意識させたい

個人的には中学受験は非常にセンシティブなものだと思っています。第一志望の合格を勝ち取れる子は、1/3といいます。ましてや都立中高一貫校の受検となると倍率は5倍~6倍にも上がるわけで、数だけでいうと圧倒的に不合格の子が多い。

我が家はその場合は地元の公立中学に進学する予定ですので、その後「中学受験をしたのに残念だった」という目で見られることを避けるためにも、ギリギリまで受験をすることは公言すべきではないと考えています。

中学受験、するかしないかわからないけれど、勉強はしよう

長女には「中学受験関係なく、お勉強はしようね」と言ってあります。正直、特殊算など中学受験オンリーの知識は邪魔でしかないと考えているのですが「頭の体操と思ってやりなさい」という方針です。特殊算は数か月後に習う代数で解けるとはいえ、考えることは無駄じゃない。

まだ低学年なので「自分のお友達これくらいの勉強しているんだな」と思えば素直に聞いてくれます。ここは中学受験者の割合が多い地域だからこそ、ちょっとおかしな「普通」に染まってくれればいいなと願っているところです。

逆算して考えるのは親の役目

子どもが「こういう職業に就きたいな」「こういうことを学校でやりたいな」とふんわりとした夢を語るたび、親としては「ココがいいんじゃない?」と口に出したくなるのですが、ぐっとこらえて学習計画に落とし込む毎日です。

先立つものはまず学力。そして低学年の今は基礎力。逆算して考えるのは親の役目です。数年後なんて「子どもにとっては遠い未来」に思いを馳せるより、まず毎日の基礎固めをしっかりと!と、はやる気持ちを抑えて計算プリント、漢字ドリル、四字熟語かるたなどを遊び感覚で解いています。

志望校に手が届く!その状態に持っていくために

逆算して考えてステップを作るのは親の役目かと思いますが、のぼるのは子ども自身。このあと学校見学に行ったときに「ここに入りたい!」「自分はここに入れるだけの学力を培ってきた!」と希望を持てるような働きかけをできればなと思うのです。





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