こんにちは。

お酒は飲めないけど、ラミーチョコシリーズのアップルブランデーは大好きな はろ です。

婚活している人の大半が望む “恋愛結婚”。今回のお悩みは、まさにそんな方に 、ぜひ読んでおいて欲しい内容です。

恋愛結婚の難しさを目の当たりにした、今回のご相談。

皆さんも「自分だった他どうするか？」ぜひ一緒に考えながら、読んでみてくださいね！

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【３８歳女性のお悩み】彼にプロポーズされ、結婚が決まったけれど…気になることがあります。

最近、彼氏にプロポーズしていただき結婚が決まりました。
ずっとしてきた婚活が実って、本当に嬉しいのですが、彼と結婚するにあたって、ちょっと気になっていることがあります。

そのうちの１つが「彼の両親」のことです。
彼はバツイチで、持ち家があります。元妻と一緒に暮らすために建てたものだそうですが、離婚したためローンと家をそのまま彼が引き取りました。

彼の口から、はっきりと聞いたわけではないのですが、彼はその家にいずれ両親を呼び寄せたい…と思っている感じがするんです。というのも、彼は４０代半ばで、ご両親は高齢。今は田舎に暮らしていますが、足腰も弱ってきているため、彼は街に近い彼の家で同居した方がいいと思っているようなんです。

彼が長男ということもあり、親の面倒は自分が見ようと思っているみたいなのですが、私は同居はイヤなんです…。もし、近い将来、同居しないといけないとしたら、正直、上手くやっていく自信がありません。

そして、つぎに「子供のこと」。
私は子供が大好きで、いつか自分の子供を持ちたい！とずっと思ってきました。けど、彼は子供がほしくないそうなんです…。

その理由は、経済面にあります。彼の年齢で住宅ローンの返済をしながら、子供を育てることは、あまりにも厳しすぎるというのです。

子供のいる友達は「お金はなんとかなるよ！」と言っているし、私も働くつもりです。彼と元妻の間に、子供がいるわけでもなく、養育費の支払いがあるわけじゃないんだし、それほど心配しなくてもいいのに…と思うのですが…。結婚したら気が変わるかもしれないし、今は様子見なのですが、子供に対する意識の違いもやや気になってます。

好きな人と結婚が決まって幸せなのですが、これから良い結婚生活をおくるために、何かアドバイスがあれば、お願いします！

【Ａさんへアドバイス】

１．結婚観の違いはスルーしてはいけません

ご結婚が決まって、良かったですね！おめでとうございます。
婚活の苦労を乗り越えての結婚だと、喜びもひとしおですよね（泣）結婚後の人生が、今まで以上に幸せなものになるよう、渾身のアドバイスをしていきたいと思います。

ご相談内容を見たところ、どうやらお２人の結婚観にズレがあるみたいですね。

・同居の有無
・子供の希望

この２つの結婚観、彼としっかり話し合えてますか？話合えていないなら、今すぐ話し合った方がいいと思います。というのも、まさに先週の記事にも書きましたが “結婚観の違いは、方向性の違い” だからなんです。

つまりですね、２人の進みたい方向が違ってるんです。Ａさんは「別居・子供アリ」生活方面。彼は「同居・子供ナシ」方面。２人の進みたい方向が違う場合、２人で話し合って第三の選択肢を作るとか、どちらかがしっかり納得したかたちで相手の意見を受け入れるかしないと、一緒に前進することが出来ないんですよ。

ここでムリして相手に合わせたとしますよね？すると、何が起きるかというと「あなたのために、私が犠牲になった」という心理状態なんですよ。

今はラブラブだからいいかもしれない。けど、自分が本来望んでいる方向に進めなかった思いが “しこり” となり、やがて大きな不満に繋がることは大いにありえるんです。

子供の話で言うと、Ａさんは「私は子供がほしかったのに、あなたのせいで子供をあきらめた」。彼は「俺は子供がほしくなかったのに、君のせいでお金に苦労することになった」。どちらか一方がそんな心理状態になると、夫婦って必ずぎくしゃくします。

そして「彼の気が変わるかもしれない」なんて、期待はしないことです。期待なんて、したところで裏切られるだけ。他人は自分の思った通りになんて動いちゃくれない。それに、人は変えられないのです。彼に変化を期待したところで、自分の思い通りにはならないと思った方がいいですよ。

良い結婚生活を送りたいと思うなら、すぐにお互いの結婚観をすり合わせることだと思います。

２．恋愛結婚の難しさ

恋愛から結婚に発展させるなら、感情が入る前に結婚観を確認しておいた方がいいんです。なぜなら「好き」という感情が入ると「好きだから！」という理由で、何でも乗り越えようとしてしまうから。

恋愛結婚の難しさは、お互いの結婚観を確認する時期が遅くなること。みんな、相手のことを好きになってから「結婚観を確認」を始めるんですけど、これだとちょっと遅い。できれば、付き合う前からそれとなく相手の価値観を聞き出しておく方がベターなんです。それぐらい、一度「好き」という気持ちが入ってしまうと、相手にのめり込んで、自分の “本当の望み” さえ捨ててしまおうとするんです。

ちょっとキツイこと言いますけど、Ａさんは「好きだから」という理由で、これらの問題を乗り越えようとしていませんか？

苦しい婚活を乗り越えて、ようやく手にした結婚。それに、彼のことも好きだから、なんとしても彼と結婚して幸せになりたい！その気持ちはよく、わかります。

ただ、ご自身の長年の夢である「子供が欲しい」という思いを、彼との意見の相違で叶えられなかったとき…Ａさんは彼を恨まず、後悔もせず、過ごすことができますか？

３．望む幸せが手に入らない結婚をするのなら

みんな「幸せになりたい」と言って結婚を望みます。でもね、結婚したら幸せになれるんじゃないんです。

結婚した先に “望む幸せ” があるから幸せになれるんです。

つまり、Ａさんの幸せは『結婚して、夫婦２人で生活して、子供を授かること」なんです。その望みを叶えられる結婚なら、幸せになれると思います。でも、今回はそうじゃない。むしろ「結婚」という選択をしたがゆえに、自分の「望み」を数多く犠牲にするかもしれないんですよ。

自分を幸せにするには、いかに「自分が心から望むこと」を叶えてあげられるか？だと思うんです。結婚は、その手段のうちの１つなんですよ。だから、自分の望みが叶わないとか、結婚の先に自分のほしい幸福がないというのなら、しなくていい。むしろ、しない方がいいと私は思っています。

でも、せっかく縁あって好きになった彼。そんな彼と結婚したい気持ちも、痛いほどよくわかります。であるならば、自分を変えていくしかないんです。

彼と結婚するということは「子供」も「別居」も手に入らない可能性があるということ。そのことを、しっかり理解し、受け止める姿勢を持っておくことです。

大事なのは結婚した後に「こんなはずじゃなかった」と自分に思わせないことです。「こんなはずじゃなかった」という気持ちは、彼に対する愛情を冷ましてしまうから。

彼と幸せな結婚をしたいと思うのであれば、望みと違う現実を幸せだと思える自分にしておいてください。手に入るものが望むものと違っても、彼と一緒であれば幸せだと思える自分に変化させること。それが幸せな結婚生活を送る鍵となるはずです。

さいごに

まるで「結婚するな」というようなことばかり言ってしまいましたね…幸せでいっぱいなときなのに、ごめんなさい。

ただ「子供」も「同居」もAさんの人生を、大きく左右する大問題。だから「まぁ、いいか」とか「なんとかなる」で片付けないでほしいと、心から願っているのです。

結婚って「一緒に人生を歩んでいきましょう」という約束だから、二人三脚できないと前に進みません。お互いに違う方向に進もうすれば、必ず転んでしまう。そんなことが続くと次第に「相手なんか必要ない」と思うようになっていくのです。

結婚生活を上手くいかせたのなら、どちらか１人ではなく、２人が一緒に幸せになること。

だからこそ、今から彼としっかり向き合ってください。お互いの結婚観・価値観・将来像をしっかり確認して、どんな家庭と未来を築きたいのか話し合ってください。

夫婦の話し合いは『人生の作戦会議』。途中で、ケンカになることもあるかもしれない。それでも、感情的にならないでしっかり２人が納得のいく答えを見つけ出して下さい。パートナーは敵ではなく、最大の味方。だからこそ、なんでも話して、なんでも相談し合える関係が必要なんです。

お２人にとって納得のいく、ベストな答えがでますように。Aさんが彼と末永く幸せな関係を築けますように。
どうか、良いご夫婦になってください。
Aさんの幸せを、心から願っています。