「スマホやパソコンがなかった時代にはどうやっていたのだろう」と考え込んでしまうほど、毎日の生活にこうしたガジェットは浸透した。

　仕事やプライベートのあれこれの管理には、Todoアプリ、デイリータスク管理アプリ、Evernoteなどを活用している。

　問題はプライベート書類の管理だ。

　自宅パソコンはMacbookとWindowsだが前者は容量があふれそうだし、後者はあまり触らないうちにすっっかり重くなってしまった。このため書類系は会社で与えられているマイクロソフトのOneDriveに入れている。しかし65歳になって再雇用も終わればこのアカウントは停止になる。あと4年半なんてあっという間にやってくるだろう。

　「書類を置いておく」という意味でEvernoteはフォルダ管理ができないためにいささか使い勝手が悪い。Googleドライブも自分にはなんだか使いにくい印象だ。

　ひょんなことからNotionというサービスを知ったので、図書館から入門書を借りてみた。フォルダ管理ではないが、うまく使いこなせば新しい武器になりそうな予感がある。しばらく研究するつもりだ。

　ここにはもうひとつの狙いもある。入門書を繙くことでこうしたサービスを使いこなすことができるかどうか、今後のITリテラシーの試金石になるだろう。なかなか苦戦しそうな予感がしているが。
（24/3/11）