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スピードと“選球眼”

 野球ネタではない。

 私の最大の趣味は“読書”だ。昨年は305冊を読了。ことしもほぼ同じペースで読み進んでいる。1.2日に1冊という計算になる。

 月給取りなので、平日には仕事がある。読書タイムをあまり確保できないことがもどかしい。その代わり週末や休日は“読書三昧”にして、本当に幸せな時間を過ごす。

 このところは明らかに読む速度が上がっていることを実感する。今月はきょうまでに5056ページを読んでいて、一日あたり316ページになるようだ(SNS「読書メーター」は読了本を記録するとデータが表示される)。没頭してスルスル読める作品であれば半日で読了することもある。

 当たり前のことながら「読書は量よりも質」だ。「読了数を積み上げること」を目標にしても仕方がない。いくら大量に読破しても「しっかり読解できているか」「内容を記憶していられるか」は別問題だ。

 しかし。

 「自分にとっての良書」を選ぶ“選球眼”も、やっぱり向上している。この能力は大量の本に触れることでしか育てることができない。

 なにしろ一番大切なのは「時間」だ。

 読書に没入できる週末は2日間しかない。「あーあ、こんな本を読んじゃって、時間を無駄にしたなあ」という後悔はできるだけ減らしたい。そのためには、たくさん読んで、選球眼にさらに磨きをかけるしかない。
(22/10/16)


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