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所信表明 〜私にとって、noteとはこういう場所〜

 noteをはじめて約三ヶ月、そして先日、連続更新30日をとりあえず達成することが出来ました。
 ありがとうございます!

 ここまでいろいろ試しつつ模索して、とりわけ「続けること」の大変さがnoteの場合は本当になくて、そこにはやさりnoteというプラットフォームの間口の広さや自由さ、やわらかさ、それでいてモチベーションにつながるような楽しみもあっての事だと思います。
 つまり、この節目でまず感じていることはnoteはどんな表現活動も受け止めてくれる懐の広さがあるということです。

「自分ドキュメンタリー」

 毎日シーケンシャルに、かと思えば全く別の問題が勃発してトピックがガラリと変わり。どんなときでも、書くことが尽きることはなく、一見無関係なそれは「わたし」というひとつづきの人間を通して脈々とつながるひとつの物語でもあります。
 それほどに、人生はこまぎれで、全部が繋がっている。

 私のマガジンに「自分ドキュメンタリー」と銘打たれたものがあります。
 このマガジンの意図こそ、このnoteの本質たりえるものだと考えています。
 ときどき、「創作」をしたり、「回顧」したりもしながら、軸となるのは「今、ここ」を生きる「自分ドキュメンタリー」であり、その「今」を「今まさに」自覚的に生きているという喜びだったりするのです。

 なんだか大仰だし、劇場のようですよね。

自分の感性に適うものだけ。

 私は歌を歌う人です。
 歌を歌うと決めた瞬間、私は「私を売る」覚悟をどこかに持ったはずなのです。
 それが消費されるものとなるか蓄積されていくのかは私次第とはいえ、コンテンツであるということを自ら選んだわけです。
 芸の道に生きるということは、ある意味そういうことなのだと感じています。

 もちろん、売ってないものまで暴かれたり、プライベートをすべて差し出したりなんてことを肯定するものでもありません。
 ここには、私が売ると決めたもの、売る、というとお金が絡んできてしまうことですね、それには限りません。お金でなくとも、あなたの時間を費やしてもらえるもの。
 見たいと思ってもらえるもの、そうして見てもらいたいもの、を、書き、作り、置いていきます。

 そういう意味で、私はとてもとてもビジネスライクに考えてもいるし、同時に、売るのは本物のわたしだけ、というポリシーも携えています。
 至誠に悖るなかりしか、です。
 ここでは、与えられた型と定められたターゲットに限定されたなかでの「仕事」はしません。
 私は自身の感性に適うことだけをします。

「マス(大多数)」ではないあなたと出会いたい

 それはなぜか?
 マス(大多数)を狙って書くことは、私でなくてもできること、私以外の人がやるほうが効果的に価値を得られることです。
 私が私にとってのスタンダードで、私にとって当たり前の価値観で、私にとって当たり前の世界を描くことで届くのは、どこかの隅っこで自分の世界を抱きしめている、もしかしたら私とよく似たあなたかもしれません。
 マスに気後れする(そう、はっきりと、私は気後れします。マス向けの詞を依頼されるたび、転げ回って苦しみながら必死でトレースして、演じて、書いていました)ひとが、そんな理由であなたを卑下しなくていいように。
 ちいさなクラスタ(群生)がたくさん生まれ、そこにちいさな経済圏が生まれて、マスに頼らずとも小さく幸せに生きていける時代がきっと近づいている。
 そのとき、私は彼らのそばにいたいし、手を引いてあげるなんて上から目線でなく、手を取り合って、わかるよって思い合って、その価値を別の価値とつなげるお手伝いをしたり、通訳のようなことをしたりできたら……と思っています。
 だってね、
 言葉が通じたなら、そこに平和は8割方、成立してると思うから。

たったひとつでも、言葉が力になるなら

 私は、私というドキュメンタリーを毎日発信します。
 ときに重いことも、苦しいこともあります。ほんわかする日もあるかも知れません。
 戦いの時期もあれば、平和ボケのタイミングもくるかもしれません。
 そのどれかがあなたの心に残ったり、あなたの心を包んだり、ときに刺さったり、そして、似た体験をするときに役に立ったり、ひとりじゃないと思えたり、
 たったひとつでも、そういう言葉が力になる瞬間を提供できたなら、このnoteには意味があります。私の人生にも、とてもとても大きな意味をくれるものになります。

まだ見ぬあなたと出会う場所

 長々と書いてきましたが、なにより、まだ見ぬあなたと出会いたい。出会って、なにかを分かち合いたい。
 それが、誰か(そう、私やあなた)を生かしてくれるような「小さな経済圏」につながるものになれば最高ですが、ひとまずは、一緒にキャッキャウフフしてもらえたら幸せです。

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