見出し画像

20代で「転職2回」は多いのか?

私は現在、上場企業のWebマーケターをしている30歳です。

今の会社が3社目でして、転職回数は「2回」。同い年の方と比べると、割と転職回数が多いです。

世間的に転職回数が多くなると「転職成功率が下がる」と言われていますが、これは本当なのでしょうか?

結論、転職回数が多ければ多いほど、転職は不利になります。

なんと「転職を2回以上、つまり在籍する会社が3社目以上になると、転職成功率に影響が出る」というデータがあります。

※出典「転職に関するアンケート」 調査期間:2018年12月 調査実施:パーソルキャリア株式会社 有効回答者数:103人

うーん、ちょっと悲しい現実ですね…。

例えば、転職者の転職回数について、会社の採用担当者は以下のような印象を受けるそうです。

(例:20代男性の方)
・転職回数1回:一般的。長く働いてくれそう。スキル、経験に問題なければ採用
・転職回数2回:多めの印象。長く働いてくれるか不安だけど、スキルや経験次第で採用
・転職回数3回:多い。すぐに辞める可能性があるので採用は慎重に

こんな感じ。2回目の転職でも「多い」と思われてしまうのです。

では、なぜ20代での転職回数が増えるほど不利になるのかというと、下記が挙げられます。

・コミュニケーションがないのではないか?
・結果にコミットできず、仕事ができないのではないか?
・会社の経営理念や環境に合わせるのが苦手?
・自分だけ良ければいいと言う考えなのでは?

つまりは「本人に何か原因があって長続きしないのでは?」と思われやすいんですね。

特に、半年や1年ほどの短期間で退職している場合は、たとえ本人が「実務経験あり」と感じていても、採用担当者には「実務経験なし」と見なされることもあります。

とはいえ、今、20代の方で転職回数が2回以上ある人も多くいらっしゃると思います。

私も当時は転職回数が2回以上あり、自分のキャリアに不安を感じたこともありました。

そんな中、私が転職活動でやったことは下記の通りです。

転職エージェントと毎日電話をする→自己分析や業界分析、自分の適性を把握するため、毎日1時間以上、エージェントとの方と電話相談

企業の採用ページから申し込みをする→自分が行きたい企業の採用ページから面接の申し込みをする。「転職エージェントに勧められた」とか「知人に紹介された」とかではなく、自分が本当に行きたい会社であると誠意を伝える。

10人以上と面接の練習をする→面接で緊張して、伝えたいことを伝えなかったということがないように、転職エージェントや知人に面接練習をしてもらう

上記は私の体験談ですが、このくらい転職活動をすれば、転職回数が2回以上でも、第一志望の良い会社に入社できるかと。

私の場合は、上記をして約1ヶ月ほどで今の企業に採用されました。転職回数が多いことも、特に言及されることはありませんでした。

世間一般的には、20代での転職回数が多いと良いイメージがありませんが、「自分のやりたいことや目標」があるなら、希望する会社に転職すべき。

もしも記事を読んで、「転職活動をしたい!」「自分のやりたいことをしたい!」と感じたならすぐに行動しましょう!

この記事が参加している募集

転職体験記