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【最終報告会】GATCH株式会社 『⼤堀相⾺焼 松永窯 震災遺構型プロジェクト』~アートと伝統工芸の邂逅④~

全国・世界・地元から、福島県浜通り12市町村にて芸術家が滞在制作をする「ハマカルアートプロジェクト」(経済産業省令和5年度地域経済政策推進事業(芸術家の中期滞在制作支援事業)。

その採択プロジェクトのひとつ、GATCH(ガッチ)株式会社による
⼤堀相⾺焼松永窯震災遺構型 アーティスト・イン・レジデンスプロジェクトにつきまして、
今回は最終回として、プロジェクトの最終報告会の様子をお伝えします!

・ハマカルアートプロジェクト 最終発表会
 2024年2月20日(火) 15:00~ 於:コススタ(双葉郡富岡町)

最終報告 登壇の松永さん

今回の舞台となったのは、ほぼ1年前(2023年3月31日)に帰還困難区域指定が解除された浪江町大堀地区。
2011年3月12日以降、時間が止まっていた「松永窯 陶芸館」は、陶器・ガラス破片の散乱や、動物侵入による被害がそのままの状態となっており、今回そこに、1次的な手入れ・整備をなさったことや、的場さん・石上さんらアーティストの滞在制作、そして浪江町に事務所を構える日産自動車株式会社による協賛のもと、今回初めて行われた松永窯陶芸館での制作展示会についてが、GATCH株式会社代表の松永さんより報告されました。

通路が整備された陶芸館内部、時を刻み始めた

また松永さんからは、今回のハマカルアートプロジェクトに終わらず、これをきっかけとして、陶芸館をアート拠点にすべくアクションを進めるとともに、ゆくゆくは滞在制作や展示の場にしていきたいという今後の展望とについても報告がありました。
今回のプロジェクトによって、"浜通りのアート土壌が耕される"動きが加速してゆくとすれば、ステキなことですね。

松永窯陶芸館2Fでの映像作品投影の様子

ということで、今回は2月20日に行われた「ハマカルアートプロジェクト2023 最終報告会」での松永さんの最終報告等についてお伝えしました。

そして今回で

  • GATCH株式会社 『⼤堀相⾺焼 松永窯 震災遺構型プロジェクト』~アートと伝統工芸の邂逅

のレポートは最終回となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!