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いよいよ学校再開、ネット授業により新学期が始まるらしい

昨日、国家教育省(T.C.MİLLİ EĞİTİM BAKANLIĞI)から発表があり、トルコの小・中・高の学校の新学期からの方針が決まった。通常、新学期は9月から始まる。だが今回は、8月31日から少し早めに始まると以前からニュースでは言っていた。しかし、まだ新規の新型コロナウイルス患者が増えている。そのため、8月31日からの学校への登校はなしで、ネットによるオンライン授業から始め、9月21日から学校に登校して対面式授業を再開する予定だそうだ。

授業は、国家教育省によって作成されたEBA(教育情報ネットワーク)でのテレビで見る授業と担任の先生によるオンライン授業が行われる。これは、新型コロナウイルスの影響で学校が休校になった時から始まったシステムだ。だから、この新学期からも慌てる必要がない。よかった。

学校が休校になった時、クラスのWhatsAppグループで担任の先生から、これらのシステムを始めるにあたり、「あれをしろ」「これをしろ」と指示が来た。指示通りしようと思うのだがなかなかうまくいかない。保護者のWhatsAppグループでは「ああでもない」「こうでもない」と意見が飛び交う。その時はとても疲れる、すごくストレスのある期間だった。

トルコの学校システムの一つで、子供たちにとって「良いのか?悪いのか?どうなんだろう?」と私は思っていたのだが、4年間クラス替えなし、4年間担任の先生が変わらないというシステムはこんなときは助かる。「クラスはどうなる?」「担任の先生は誰?」という心配がなくそのまま持ち上がりだ。そして、新学期から色々と問題が出てくると思うが、いつもの先生、いつものクラスメートなので保護者との関係も変わらず質問もしやすい。

新学期が始まる直前とその後も、クラスのWhatsAppグループで担任の先生から、保護者のWhatsAppグループから、何かとメッセージが送られて来ることになるだろう。新学期について発表があった後、すぐに保護者のWhatsAppグループから何件かメッセージが来ていた。またまた、メッセージのやり取りの格闘が始まる。

100%みんなが同じように準備できていなくても、どんどん進められていくトルコのシステム。学校の休校時、私の子供のクラスの担任の先生によるオンライン授業では、親の仕事の都合で授業がある時間にパソコンや携帯が使えない、ネット環境がよくない、などからの理由からかクラス全員が参加していなかった。さて、今回は改善されるのだろうか・・・。

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