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どうか、自分よ。

今日、映画【ホテルルワンダ】を見た。

普段ならnoteの記事は、書いて1週間くらいは必ず寝かすけど、今日は、
ありのままの思ったことをすぐ残そうと思う。
だから、誤字とか多いかも。

ホテルルワンダとは

ホテルルワンダのあらすじをネタバレしないように解説すると、
ルワンダ大虐殺の時に、虐殺されそうな人たちを勇気あるホテルマネージャーがホテルに匿うストーリー。

ホテルの中で、彼らは怯えながら、
世界の人が虐殺の事実を知れば必ず助けてきてくれると期待してずっと待っていた。

しかし、期待に反して、国連軍が撤収するという世界から、逆に追い打ちをかけるように
見捨てられる。

世界の人の一部の自分

その【世界の人】って自分も含まれているんだ。
って思うと途中から見てられなくなった。

ルワンダ虐殺が起きた時、僕は生まれていなかったけれど
先月、イスラエルとパレスチナの紛争が起きた。
ガザ地区に攻撃が起きた時、私は何をしていただろうか。
ニュースの声をBGMに夕飯を食べ続けた。
ニュースの声をBGMに日常を過ごしていた。
何も変わらなった。変われなかった。

9月にイスラエルに旅行したばかりなのに。
卒論で戦争倫理を書いたのに。

戦争のことや、世界の矛盾を知った気になっただけで、結局私は、何も動けてなくて、
見捨てた世界の一部になっていた。

ミサイルが落ち続ける中で、
ガザの人たちはどんな思いで寒い夜を越したのだろうか。
ガザの子供たちはこの世界がどう見えたのだろうか。
ガザの子供たちは、人間がどれだけ哀れに、醜く見えただろうか。
彼らにとって、敵は攻撃をするイスラエルの人だけじゃなく
世界のすべての人が敵に思えただろう。

歴史は繰り返される。

この無力感を忘れないで

そして、それはガザの子供たちだけじゃない。
自分が世界一周をする中で出会った物乞いの子供たちも同じ。
彼らの何十倍もの大金を私は持ち、
大きなバックパックを背負い、
高価なIphone13やgoproを持って、
世界を旅した。

そんな私に見捨てられる子供たちはどんな気分だっただろうか。

物乞いをすることに慣れ、断られることに慣れ、人間に嫌な顔されることに慣れる彼らの心は如何なるものだろうか。

•どうか、自分よ。この世界の大切な子供たちの幸せを祈ることだけはやめないで。

•どうか、自分よ。この不条理で矛盾し、建前の正義の上で成り立つ世界を認めないで。

•どうか、自分よ。この無力感を忘れないで。

そして、ニュースを見て、ただディナーを続ける人にならないで。

世界は一つになれないの?

映画の最後の歌の中で、
アメリカ合衆国よ。
なぜ、アフリカは合衆国になれないの。
ユナイテッドキングダムよ。
なぜ、アフリカは連合国になれないの。

とある。

その続きがあるなら、
なぜ、世界は一つになれないの。
なぜ、人は分断してしまうの。

戦争や紛争が日常化する中で、ただの観客ではなく、関心を持ち、行動することが必要なのだ。

自分自身が世界の一部であり、
影響を与えられる存在であるのだから。

とりあえず、明日からもフランス語頑張るぞおおおお



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