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ラジオの力

今さらな話をしますが……

一昨年の3月、菅田将暉がオールナイトニッポンを卒業しました。ずっと続くものなどないことを知りながらも、週の始まりにもらっていたパワーを失って、ガッツリ落ち込んだものです。
 オールナイトニッポン55周年記念放送で菅田将暉が担当した時はそれはもう泣けるほど嬉しかったです。月イチでもやってくれないかなぁ〜

 で、菅田将暉の後任はクリーピーナッツだったのですが、クリーピーのオールナイトニッポンゼロを聞いていたこともあって、寂しさは半減。楽しく聴いていました。ところが……またもや1週間の始まりにもらっていたパワーの源を失うこととなったのです。音楽に専念するために1年で卒業されたんですよね。
 まぁ、菅田将暉ほどのショックは受けていないし、他にもオールナイトニッポンを聞いているので、楽しみが完全になくなったわけではないのですが、それでもやはりさびしくなりました。
 余談ですが次に担当したAdoちゃんも1年で卒業なんですよね。早いよぉ(涙)

 私は他の曜日もオールナイトニッポンを楽しく聞いていて、中でも、「佐久間宣行のオールナイトニッポンゼロ」は、かなりお気に入り。
 毎週楽しみにしています。佐久間さんのラジオは水曜日の放送なので、それを聞くことで週の後半を乗り切っています。

 そんな佐久間さん。本を出されていて、ラジオでその話をされていたこともあり、読んでみたいなぁ~と思っていました。その本(タイトルは「ずるい仕事術」)を手に入れて読んだんですよ。佐久間さんは、元テレビ東京、今はフリーのテレビプロデューサーで、おもしろい番組をたくさん手掛けておられます。
「ずるい仕事術」というタイトルで読もうと思ったのではなく、佐久間さんが書いた本という理由で読みたいと思っただけでしたが、しょっぱなからいい話があり、さすが佐久間さんだわと満足したのです。その内容というのは、だれにでもできる退屈でしんどい仕事でも、必ず見てくれている人がいる。というもので、読んだときなぜか、自分の仕事を振り返り、あ~いろいろあったなぁと、ちょっと泣きそうになったぐらいです。
誰にでもできる仕事をいかに自分にしかできない仕事にするか、そしてそうやって信用を貯めていくことって今日明日でできることじゃないですよね。 
 
 疑問に思うことや納得のいかないことなんて日常的にあるけど、腐らずにやることの尊さみたいなものを感じたし、これからも忘れないようにしようって思いました。
 生きていれば理不尽を感じることはたくさんあって、仕事となるとそんなことばかりと言っても過言ではないかもしれないけど、仕事に対する自分の軸や、目指す姿をしっかり持っていれば、どんな小さな些細な仕事でも、誰にでもできる仕事でも、ちゃんと見てくれている人はいて、誰かの役に立つ、何かの役に立つのだと思うし、同じように頑張っている人にも伝えたい!! って、思ったんですよね。
佐久間さんの本、今さらなんですが、ホントに読みやすかったのでちょっと言わせてもらいました。

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