あなたがいたから〜オリジナルストーリー〜
私は後数日で終わりの時を迎える
だが気分は晴れやかで何とも心地よい
窓から入ってくる風も私を包んでくれている様だ
終わりの時まで後数日。
静かに待つのも良いが、、、。
そうだ!今読んでいるあなた。
あなたに私と言う存在を少し知って貰いたい。
なぁに、そんなに時間はとらせない。
少しだけ時間をおくれ。
私が生まれたのは何処にでもある小さな病院だ。
平々凡々の普通の家庭。
そう書けば普通だが、誰にだって物語はある。
私が生まれるまで母はつわりが酷く出てくる直前までビニール袋を