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相手を認めることから始まる育成。

こんにちは。
国際貢献としての外国人の技能実習制度から、人材不足を補うための育成就労実習へと姿を変えるらしい。

この件に関して、人権侵害の温床である技能実習制度を実質的に存続させるものだとして弁護士団が反発。

確かにそういう一面もあります。日雇いバイトで工場で働くと、若いアジア系の女の子達がおばちゃん達に混じって働いていました。永遠と冷凍食品を袋に詰める仕事。何の技能実習になるんだろうと不思議に思っていました。それでも彼女達は片言の日本語を覚え、毎日袋詰めに精を出している。技能実習を終え、帰国した時に役立つスキルは片言の日本語じゃないだろうかと思ったほど。

最近では、コンビニ、飲食店、ホテルなどで外国人が働いていることが普通の光景になりました。日本人より優秀だと感じることもよくあります。そういう彼等に、単純作業しか出来ない学のない人間とレッテルを貼ったままの日本人が多いのではないでしょうか。本来であれば、同等の働き手として面接を行い、同等の仕事を任せるべきでしょう。日本人とて育成しているのだから、外国人だからといって区切る方がおかしい。例えばインド人の若手は学も精神の強さも日本の若い人より数段上。他の国の若手でも、揉まれ具合が違う。なぜ同じステージに立たせないのか。残念ながら、見下しているというのが実際のところでしょう。だから、いつまでたっても「安く雇える」という考えから抜け出せない。

世界の舞台では、国際刑事裁判所の所長に日本人女性の赤根さんが選ばれました。政治の世界でも、企業でも、日本の女性比率は全く世界水準に追いついていません。女性の政治家が話していても、経験不足が露呈してしまう。能力があっても、ポジションに就いて経験を積めない。育成がなされない女性達が比率を高めるためだけに雇われている。一方、赤根さんはそうではない。キャリアを積みながら、世界の舞台で経験を積み、トップの座に就きました。これが、本来の育成。

日本の「育成」は、女性や外国人に対して、日本人男性への育成と同等ではありません。

宝の持ち腐れ。
戦力を活用できない経営者こそ、無能なのではないでしょうか。



さて、今日はシステム障害日和だったのでしょうか。朝から出前館のアプリにログインが出来ず、復旧してログイン出来たのは2時過ぎ。マクドナルドにピックアップに行くと、ディスプレイは見たことのない赤一色のローディング画面。マクドもまた、システム障害で店員さん達はてんやわんや。こういう時はアナログで対応するしかありません。現金対応のみ、メモ帳にオーダーを取り、機械に頼らず仕事をしていました。

マクドナルドのシステム障害で赤一色となった画面。

ハッキングをされても、手書きや直接会うなどのアナログ手法が一番良い。文通はインターネット回線上には流れません。DXでも、エラー時はアナログ対応。アナログ対応マニュアルの方が、デジタル化後のマニュアルより重要です。基本の仕事の型ですから。

配達員はシステム障害に対して何も出来ないので、やはりリスク分散は日頃から必要だなと思いました。今回のように、システム障害は起きるものです。最低限、アナログ対応が出来るよう教育が必要でしょう。


今日のシステム障害が、人為的なものではないことを祈ります。邪魔をするのではなく、必要なのは何なのか。ハッカー達に問うてみたいです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


では、また。






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