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コーチングをうけて人生が少し前向きになれた話。

うつの時に効果があったテラピーについて

子供は可愛いけど、毎日疲れて眠いetc...
ほぼ一日おきで涙が止まらない日々。

オランダではあいさつに
「こんにちは!元気?」
と聞くのが普通なのだが

「元気だよ!」
「まあまあかな」

から
「落ち込みが激しくて毎日辛い。」

ある時ご近所さんへ正直に伝えたら

彼女が心配して
知り合いの日本人女性を紹介してくれたのだ。


彼女の名前をYさん。
Yさんへメッセージを送ったら早速返信がきた。


彼女は日系カナダ人で日本語があまり得意ではなかったが
コーチングの勉強をしていて、
トレーナーになる為に練習用の生徒を探していたのだった。

私は鬱々とした気持ちが少しでも楽になるならと彼女の依頼を受ける事にした。


40年生きてきて初めて知った言葉。

「コーチング」


コーチングとは、アメリカから中心に広まった自己啓発アプローチの一つ。
クライアントが本来持っている力を引き出し彼らの目標達成に向けて支援し希望のある未来を導き出すレッスンらしい。



彼女と最初のセッションの日。
たくさんの質問をうけて答える60分間。

私が抱えてる悩みは彼女が解決できる問題なのか?!

どんな事を達成したいのか?

コーチングの後どんな自分になりたいか?

一ヶ月のレッスンの後なりたい自分像に何%近づけたら満足か?

今まで自分で考えた事もなかった質問に頭が真っ白になる。

何が正解なのかちっともわからない。

更に英語で答えるのがまたハードル高い。

更にコーチングをうけるまでなりたい自分や目標が本当に心から私が望んでるものなのか? ←内的価値観

常識的に良いからかっこいいからなりたいのか? ←外的な価値観

Yさんが内的価値観に気づくには幼少期にわくわくしたことや、楽しかった感情を深く思い出すと気づきやすいらしい。

気分の落ち込みや鬱は職業コンプレックスから来ていると考えていた為、
彼女には転職へ向けてのコーチングしてもらう事にした。

(当時元旦那との考え方の不一致や家庭から来ているストレスなどは認めたくなくて気づかぬふりをしていた。)

不安神経症で新しい事にチャレンジするのに異常に抵抗がある事も伝えた。

週1回彼女のセッションを受ける3ヶ月。

効果的なコミュニケーション方法や

ネガティブスパイラルから少しでも早く脱出する方法。

自分にとって大切な価値観を知るレッスンなど

今まで見てこなかった角度から自分自身を考える事が多く新鮮で仕方がなった。

更に彼女のレッスンで衝撃的だった事がある。

封印していた幼少期のトラウマを見つけてくれた事だ。

私は左利きで文字を全部反転して書いてしまう子で
小学校の日記はいつも先生から?マークをもらう子だった。

時計読むのも給食を食べるのも人一倍遅く
休み時間は一人で給食を食べていた。

思春期はいつもいじめに怯えていて
普通に振る舞わないと認めてもらえないのではないか?
後ろめたさがいつもあった。

更に父がドを超えた完璧主義者で
新しい事をする時は
石橋が割れるまで叩くぐらいの気持ちで
リサーチと確認を忘れるな!!

と口酸っぱく言われてきた。

ユーモアで好奇心旺盛な自分。

自分らしく生きることに渇望しながら
他人や失敗を恐れて
自分らしさ生きる事に異常に怯えて生きてきたのだ。

彼女からのアドバイスが
まずは幼少期の小さいあなたに
よく頑張ったね!
って褒めて認めてあげてください。

とのことだった。

長い間自分をかばう生き方をしてきてほぼ忘れていた事。
幼少期の感情がフラッシュバックして
涙が止まらなかった。

自分を認めて褒めて
自分らしさをもっと追求していいんだ。

頭ではなく心から腑に落ちた瞬間だった。

コーチングは
自分の思考の歪みを根本的に見つめ直すきっかけになった。

今は極力ネガティブ思考に陥らないように、
入ってしまったらそこから早急に抜け出すよう集中する。

いつかネガティブ思考に陥らないようする&少しでも早く抜け出す方法をシェアしたい。

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