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第3話 1番初めの記憶


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私の1番初めの記憶は、病院で兄と父がお見舞いに来てくれた記憶です。

どこの病院なのかも分かりません。
保育園くらいの年齢だったと思います。

病室のベッドの上に私がいて、兄が牛乳パックと輪ゴムでできた、ひっくり返る手作りおもちゃを私の目の前で披露してくれました。

私は始めの2回は、本当に驚きながら楽しんだのですが、、、
次は、家族を喜ばせるように
「もっとやって!もっと!」
と言ったのです。

ずいぶん小さいのに、なんで家族なのに、気を使って言ったんでしょうね?

考えると、何だか苦しく切ないのですが、家族と離れて暮らすことが、私をそうさせたのかもしれません。

素直に生きてていいんだよ?
早く帰りたい!って言っていいんだよ?
と、今の私は言ってあげたいです。


私の数少ない病院での赤ちゃん写真です。

体重が10kgなるまで待って手術しようとしていたのですが、待てず、8kgで膀胱の手術をしましたが、失敗におわり膀胱の機能はさらに落ちたと、父から聞いています。

写真の私は、まだ髪も少ないですが、栄養補給が少しづつ良くなってきた状態です。
本当に栄養状態が悪いと、髪は金髪で細くふわふわした髪になります。はじめの頃は私もそうだったらしいです。

頑張って生きてるね!
偉い!!
ずっとずっと、人に恵まれ大切にされてきたんだなーと、病気があっても恵まれたなーと思います。

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