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プリン・ア・ラ・モードに会いにゆく〜番外編「ロイヤルホスト」は裏切らない〜

2024年1月17日訪問

ロイヤルホストが好きである。パンケーキはもちろんのこと、ここ数年は苺の季節になるとそれは見事なブリュレパフェが限定メニューに登場する。今年は苺のプリン・ア・ラ・モードパフェが登場と聞いて、矢も盾もたまらず発売開始当日に行ってきた。

お一人様なのに、窓際の4人がけ席に通してくださった。

さすがである。さすが我らのロイヤルホストである。もう、目で美味しい。

苺は新鮮でツヤツヤ。プリンは生クリームが入ったタイプの硬めで、こっくりとなめらか。プリンの下のバニラアイスクリームには、仕事きっちりバニラビーンズのつぶつぶが見えた。

グラスの底の方には、果肉がごろっと入った苺ソースの中に細かく刻んだバナナが入っていた。このバナナがすごく良かった。懐かしさと親しみやすさがグッと増す。見た目は今どきの映えスタイルだが、食べにくさもないし気取った感じもない。ちょうど良いバランス。
このグラスをあえて採用したのもすごい。

見栄えは良いけど、このいかにも割れや欠けの発生しやすそうなグラスは、飲食店としては本当はできるだけ避けたいはずだと思う。作業効率!利益率!!と、うるさいこのご時世に、あえてこれを使う。そこに私は感じるのだ。
「食べる人に喜んでもらいたい」という気持ちを。チェーン店なのに、いかにもチェーン店の味じゃないのは、そういう所なのだと思う。お値段は税込みで1,628円。

この苺デザートシリーズは、一部の店舗を除いて全国のロイヤルホストで、3月下旬まで楽しめるとのこと。


貴方のサポートが、プリン・ア・ラ・モード保全運動(?)の力になります。 次は貴方の街のプリン・ア・ラ・モードに会いにゆくかも?!