みなさん、こんにちは。今回は、わたしが留学で得たいちばん大きなことについてです。留学って、英語力、経験、出会い、成長・・・たくさんのものを得られると思います。そんな中でも、思いがけないものについてお話していきます。

社会人になると

　社会人になると「できて当たり前」の世界に変わりますよね。小さな頃って、ごはんやあいさつ、遊ぶだけでほめてもらえる世界にいたのに。いつの日かできて当然、できないと注意、そんな毎日になってしまいがちですよね。とくに医療業界はその雰囲気がかなり強いと思います。だからか、失敗がこわくなって、挑戦のハードルがどんどん高くなって、無難や安全に逃げてしまいがち。わたしは行動力はある方でしたが、いけると思わないと動けないタイプではありました。ガンガン攻めていけるよって人ぜひコツを教えてください（笑）

フィリピンで驚いたこと

　留学中、先生方は毎日「You can do it.」「I 'm proud of you.」をくれました。わたしの成長のフィードバックも必ずくれました。最初は話せなくて本当に不安でした。毎日、「最初よりもここが成長している。」と伝えてくれて、できていないことを責めるような教育体制でもありませんでした。見てくれる人、応援してくれる人がいるという安心感・心強さがありました。応援のありがたさを久しぶりに感じた経験でした。マンツーマンの先生方は一度もわたしに宿題を出しませんでした。理由を聞くと、「あなたは自分で勉強をしているのを知っていたから。」と。グループクラスの先生は毎回大量の宿題をくれました。（笑）これは、わたしたちの成長を誰より願っていたからです。「信じて、認めて、褒めて、応援する」こんな教育ができることをすごいなと思いました。先生方とはよく夢の話をしました。「さきならなんでもできるよ。」いつかまた、夢を叶えて戻ってきてね。」そんなことばたちが強くしてくれた気もします。
　そして、自分自身たくさんの努力をして、英語力向上の実感と、テストでもスコアとして表れて、努力が結果につながるという実体験。やっぱり努力が結果につながるという体験はうれしいものです。こんな素敵な教育や成長で、自信がついた、というのがいちばんの財産です。

未来

　実際に自身がついたことによって、帰国後、事業を開始することができました。ずっと、やりたいと思いながら逃げていたことに、向き合うことができました。もちろん失敗する可能性があって怖くないわけではなかったです。でも、【応援してくれる人がいて、努力すればなんでもできる】といことを思い出しました。
　自信をもとう、と言われる場面ってあると思います。わたし自身ずっとできていなかったことなので、難しいことがよくわかります。小さな挑戦をして自信をつけていくことが、大きな挑戦への1歩に繋がるんじゃないかなと思っています。

たいせつなことば

　ある先生は「あなたに必要なのは自信だけ。」と言いながら、「Be a star everyplace that you've wanted to stay. You're unique and specutacular.」ということばをくれました。「いたい場所すべてでスターになりなさい。あなたはユニークで特別だよ。」
この言葉を胸に、今日もわたしは挑戦しています。
　もうひとつ、高校時代の恩師からいただいたことばもずっと大切にしています。「奇跡とは起きるものではなく、その意志のあるものが起こす必然である。」

　みなさんと一緒にすてきな未来にしていけるとうれしいです。

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