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23.2011年1月11日11時。



こんにちわ。
都内はずれで2011年から小さな店をしております、ペコと申します。店を始めたきっかけやその後の怒涛の話しなど、いろいろ書いております。



そんなこんなで、その物件を借りますと返事をしてしまったわたし。

ほんとにいいの?大丈夫なの?
そればっかりでした。

たった一月で、物件を見つけてあれよあれよというまにすすんでしまった。
あのころは意味もなくまいにちからだが震えていたなあ。

契約金の支払いのため、これからお金がかかるため、少しずついろんな無駄を切り捨てることにしました。

些細なことだけど、例えば携帯の内容を変更したり、有料テレビを解約したり、使っていないカードを解約したり、保険の見直しをしたり。
かなり無駄な生活をしていたことに気づきました。

そして結果、必要な契約金とほぼ同額が戻ってきた!

それで契約金はそれで準備ができたんです。
もともと自分のお金ですが、もらったお金みたいで嬉しかった。

それでも震えながらの契約日。
2011年1月11日。

(待ち合わせも11時にしますか?)
と言われましたが、どうしたか覚えていません。
まさに記憶がない。
たぶん11時にしたのだと思います。

2011年1月11日11時
今更ですが、すごい時に契約したのだなー。

足がガクガクしながら付き添いと一緒に説明を聞きながらのサイン。
内容も目に入らないから読んでないし、話も聞こえてなかった。

こんなにあっというまに決まるの?
大丈夫なの?騙されてないの?お金渡したら逃げられるかもよ?
いや、書面だけで、架空の会社かもしれない。
鍵は偽物かもしれない!

そんなばかばかしい思いのなか、アタシは、とうとう、
サインしちゃったのでした……

そのあと、振り込みへ。
振り込みしながら手が震える。
あー、あー、あー!

普通、やった!わぁーい!とか思うのかな。
思うよね。
好きなことはじめるんだから。
でもビビりのアタシは、しまった!
やっちゃった…。
どうしよう!どうすんのよー!

でした。


こんなうだうだの、ナーバスな文章ばかりですんません。でも一番背筋が冷たい思い出深い日々なんだわー。

会社を辞めて約一年、カフェ学校に入りながらの、物件を見つけてからたったひと月で、あっというまに決まってしまい、不安ばかりのわたしでした。


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