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YouTubeの「不幸売り」について、そしてnoteが好きな理由。

こんばんは。はなぶさりあむです。

先日、YouTubeを始めたよって記事を書きましたが、あれ以来動画を更新できていません。

忙しいからとか、ネタが浮かばないとかではなく、気乗りしないからです。

YouTubeは動画投稿サイト。
やはり見てもらうには、インパクトのあるタイトルや、目を引くサムネイルが必要になります。

中身がいいものであれば、きっと誰かが見てくれる。
とは、言えない世界です。

わたしが投稿する動画は、普段の日常できづいたことや、暮らしにおいて工夫していることを綴っていたのですが、やはりインパクトはありません。

例えば。
YouTubeらしく、「低収入・うつ病・アラサー女が節約暮らしで工夫するコツ4選」とか書いたら見てもらえるのかもしれませんが、あまりそういった表現を使いたくはないのです。

◇ ◇ ◇

先日、30代・独身・ミニマリストを肩書きに活動されていたYouTuberさんが、結婚を発表されて、炎上していました。
炎上の経緯はさまざまあるのでしょうが、肩書きに伴った活動(独身暮らしを謳歌している様子)をされていなかったことを指摘していた方もいました。

炎上コメントの中に、このような内容がありました。

「不幸売りすると、後が大変だよね」

不幸売り。

低収入・うつ病・離職回数多数・貯金ゼロ……

わたしの肩書きに、こんな言葉をつけることもできます。
「下には下がいる」と視聴者から思われることが、視聴数稼ぎになるとも分析できるので、このような肩書きで活動した方が動画を閲覧してもらえるかもしれません。

でも、わたしは不幸になりえる要素を持っているけれど、別に今のところ不幸せではありません。

体調は回復してきているし、仕事にも慣れてきて少しずつ楽しめています。
お金はあまりないけれど、少ない中で暮らす工夫も身につけてきました。

不幸売り。
自分の肩書きに、そんな要素を付け加えることは、どうもできませんでした。
不幸な要素は、わたしの一部でこそあれ、わたしのアイデンティティや看板ではありません。

世間様から見れば「プライドが高い」と言うのかもしれませんが、不幸でもないのに惨めで惨めで仕方ない振りはやりたくないのです。

わたしはわたしで満足しています。

◇ ◇ ◇

わたしがnoteを書き続ける理由は、不幸売りやインパクト勝負をしなくても、発表できる場や読んでくれる人がいるからです。

ただ単にわたしとして、思ったことを書くことができるし、無理に着飾らなくてもいい場の雰囲気があります。
そして、それを読んで共感してくれる人もいます。

noteは背伸びせず、かつ過度な演出をせず、自分の思ったままの表現活動ができるので、この場を大事に思っています。

YouTubeは性に合わないというか、こだわり屋のわたしには難しい世界だったのかな。

しばらく距離を置いて、どうしようか考えようと思います。

せっかく見てくださった方がいたら、ごめんなさい。
noteはこれからも書く予定なので、よかったら見てみてください。

しばらくモヤモヤしていたことを文章にすることができました。
ちょっと、すっきり。

それじゃあ、またね。

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