イメージと責任問題

去年、イベントの物販で食品についていろいろ考えさせられることがあった。

その少し前の話で。その時はまだアクリルレーザー加工とかいうわけわからんもんに振る舞わされる前で、NPOに出入りしていた。私はよく洗い物をしていたのだが、目慣れない洗剤があって。それはいわゆる意識高い系の洗剤なのだが

とにかく、油汚れが落ちない不思議な洗剤で。

たまたま別の学習系の人たちが入っていて、洗剤の話をみんなでしていたところ、私を含めて、ほとんどの人の食器用洗剤の基準がなぜかジョイで。ジョイがちょうどいい。ということになっていて、ジョイより強すぎると怖くて薄めるとか、ジョイより弱すぎると落ちない。というような話だった。

ジョイより弱すぎて落ちない洗剤の中に、いわゆる植物系洗剤と呼ばれるものがある。自然派だから、油汚れがイマイチ落ちないのだけど

家庭で使う分にはいいと思う。しかし、業務請負として自然派というか、植物系洗剤を使うことに

私は殺菌において、自信がない。という話をNPOの方の一部の人にした。私は植物系洗剤において、食中毒を出すかもしれないと気持ちがあるので、ほんとうにごめんなさい。なのですが、

ここでは地球にやさしい洗剤ではなく、しっかり殺菌する方の洗剤を使わせていただきます。という断りを入れた。

この部分で多少「厳しすぎる」ということも言われたのだが、食中毒を出すリスクを考えた時に『ここまでやった』という事実が欲しかったのだ。

実は、この話で散々言われた日の夕方にお弁当から食中毒が出た。というウソのような展開があり、怖すぎて、ひとりで震えていた。

そのあと、イベントで焼菓子から食中毒という話が続いて出たので、もっと震えた。

人間の悪意というものはある。
その中で、その人がどこまで何を信じたか。とか、どんな店でどんな経験をしたか。とか、どんな成功と失敗があったか。とか、いろいろある。写真は人間の悪意で、わざわざ生焼けのようなものがあげられた可能性はあり、ただ

植物系洗剤を使い、塩素消毒や熱処理消毒をしっかりしていたのか。という疑問があった。

人は医師が偉いという思い込みがある。お給料を考えると収入の高さでそう思い込んでしまう。しかし、開業医はたいへんだ。開業すると、規格外の負債を抱えるという話を聞いている。何かしらの機械を入れるとすぐに数千万単位でお金が飛び、それを直す時に数百万単位で直すか、場合によっては買い替えらしいし、人によっては

普通に親の借金を背負った医師もいたりする場合もあるらしい。いろいろお買い物をしてしまう場合があるらしい。

医師は人の健康をキープする仕事だとすると、その枝分かれされた部分に

美容師と
調理師という人たちがいるわけで。
まず、そこで医師のところへ行かないような健康をキープするような処置がされている。

以前、NPOに出入りしていた時、隣りに高齢の女性が住んでいるのだけど、私はなぜか好かれていて、その方が

「私は学がなくて」というような話し方をされるのだけど、その時代はよっぽどのお金持ちとか家柄とか特別な環境が揃っている人か、又は、進学を許してくれる環境かという厳しい時代だったわけで。その時代の中で『学がある』方がマイノリティなのだが、学があろうと、無かろうと、恥ずかしくない生き方をしてきたことがすごいことなんじゃないか?と個人的に思っている。

以前、道場六三郎さんがインタビューで言っていた。「家が貧乏で、料理人しか道がなかった」。能登半島はみんな漁師しながら田んぼと畑というのが、一般的だ。それは現在では

豊かなことなのか
辛いことなのか
わからない部分がある。

いかにもメディアでは、自然はいいというような触れ込みをしてきた。たとえば、田舎暮らしブームというものが25年?くらい前にあった記憶なのだが、現実として

大半は失敗だったという話がある。

結果的にブームに乗せられたまま田舎暮らしをしたところで、全員が全員受け入れられるか?というと、

収入としては受け入れがあるが
地元住民になる。というハードルは恐ろしく高い。という現実がある。アクリル酸ガス被害に遭ったので、だんだんとこの意味もわかるようになってきた。たしかに、一部規格外の大馬鹿のせいで、普通の人が受け入れられないケースがある。では、どうすれば?

普通の人以上にやることをやる!それだけだよ!!!

勝手に道の掃除すればいいんだよ!
怒りようがないの!
とにかく「何やっているんだ」と言われた時に相手が「ごめん」と自分が疑いを持ったことを辱めることをすればいいだけなんだよ!

。。。たぶん、どう頑張っても受け入れられないケースもあったんじゃないかと思う。では田舎暮らしが失敗に終わった人はどうしたか。という話になるのだが

。。。借金してでも、元々いた場所に帰った。という話がほとんどで。だから、田舎に行くのは構わないのだが、基本は2拠点生活にしておけ。という話なんだよ。私みたいに突然知らない株式会社がテナントに入っていて、有毒ガス2ヶ月も誰にも教えず出し続けるとか、ほんとうに大馬鹿が出てきたりする場合があるんだよ。

ほんとうにいろいろ毎日おっかねえ。。。なんで、福祉事業でアクリルキーホルダー制作を認めたのかな?

絶対、もう数人死んでると思う!
人体曝露なので、後から後から体調が悪くなるのが怖すぎる。私がけっこう頑張っている方だと思うし、身体弱い高齢者だったら今

私より地獄だと思う。

今ここでアクリルレーザー加工してなかったとしても、過去2ヶ月騙し討ちのように

気がついたら、アクリル酸ガスに曝露してしまった。という事実は隠せない。

NITEに6週間アクリル酸ガスに曝露された時点でメールを入れているので、市区町村や都道府県よりも先に

日本政府機関の危険物専属行政の方に、株式会社名と事業所名と住所は送っている。

だから、あまりにも、その問題がありすぎの株式会社と市区町村と都道府県のなにもしないで終わろうとするのが

規格外に酷すぎ。

日本はこんな国になってしまった。

すべてはメディアのイメージの表現に問題があったように思う。

自然派を謳うと、塩素消毒をしないで食中毒が発生。

田舎暮らしを謳うと、すべてを投げ捨てた人たちが貯蓄がマイナスになる案件が多数発生。

アクリル製品やアクリル板の正しさを謳うと、アクリル酸ガス曝露の被害者が発生。

なにこれ。踊らされすぎだよ。それで最後は

「自己責任で」。

fin

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