突然訪れる不安感
令和六年能登半島地震から約三カ月半。祖母が石川県にいる私も日常を過ごしている。だが、ふとした時に不安が訪れることがある。
「もし今地震が起きたら」
「仕事中に地震が起きたら」
「あの時祖母を失っていたら」
確かにいつかは祖母も、祖母の家もなくなるのだろう。だけど、あんなに突然失うかもしれない恐怖が来るとは思っていなかった。
そして私は泣きそうになるぐらいに情緒がかき乱されるのだ。
けれど実際にそうやって家族や友人を失った人もいたわけで…そうなると、私は泣いてはいけないのではないかと思ってしまう。
人間の情緒は難しい。
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