坂シュウキ

職業:企業公式中の人 / スポーツ界隈を中心に企画・編集・執筆とかをしています / ハ…

坂シュウキ

職業:企業公式中の人 / スポーツ界隈を中心に企画・編集・執筆とかをしています / ハンドボール / Jリーグ / スポーツ観戦×旅「○○に行って帰ってくるまで」 / インタビュー連載「ものマガ」 / 🍜🍛👓

マガジン

  • #ものマガ ハンドボール編集室

    みんなの物語を走らせるマガジン「#ものマガ」。インタビューを通じて、ハンドボールに関わる人たちの物語を文章にします。

  • ハンドボールのnote

    ハンドボール関係のnote。

  • スポーツ観戦に行ってから帰ってくるまで

    スポーツ観戦CX

最近の記事

午前2時コンビニ前、家出少年と語った社会の風潮とハンドボール

終電も過ぎたある日の夜、小腹を満たすために近所のコンビニに向かうと、7歳くらいの男の子が店の前に座っていた。 親が一緒にいる様子はなく、うずくまりシクシクと泣いていた。 時間も時間で、状況も状況。 私は「どうしたの?」と、男の子に声をかけてみた。 「家出をしたんだ」 続けて「何があったの?」と聞いてみると、「親がストロングゼロを飲みながら、夜な夜なヤフコメやXで世間を切っているんだ」、と。 「ボクのお父さんとお母さんは、気に入らないことがあれば反射的に、SNSを通じて

    • 『Hajimari VOICE』vol.1 出村直嗣選手【豊田合成・ハンドボール日本代表】

      『Hajimari VOICE』は、ハンドボールコミュニティ「Hajimari」がお届けする、選手や指導者をはじめとしたハンドボーラーへのインタビューコンテンツです。 コミュニティはこちら↓↓ ▼▼▼ 第一回目のゲストは、豊田合成ブルーファルコン所属、ハンドボール日本代表の出村直嗣選手にお越しいただきました! 【出村直嗣(でむら なおつぐ)】 1988年4月14日生まれ。福井県あわら市出身。筑波大学卒業後デンマークリーグでプレーし、2013年に豊田合成に加入。2016

      • 変わりつつあるハンドボール界への、僕の正直な気持ち。

        いま、ハンドボールに大きな波が来ています。 1月の男子世界選手権で日本代表が活躍したのは、記憶に新しいですよね。ハンドボールファンの盛り上がりはもちろんのこと、地上波でもかなりの時間放送されて、ハンドボールとは無縁の人にも試合映像を観てもらうきっかけになりました。 2月には、日本ハンドボールリーグ(JHL)の新しいリーダーに、プロ野球やBリーグでも実績を残されている葦原一正さんを迎えました。スポーツビジネス界では一目置かれる、スーパーなお方です。これからが本当に楽しみです

        • 「応援に強い弱いは関係ないんです」ハンドボール大好き女子大生・みゆちょすの物語 #ものマガ

          誰かの物語が走り出すスポーツwebマガジン、#ものマガ 。 第3回目となる今回は、Twitterでおなじみのハンドボールをこよなく愛する女子大生、通称「みゆちょす」にインタビューしました! 日本各地のハンドボールの試合会場に現れ、ハンド好きなら誰もが知っているであろう「みゆちょす」。好き過ぎるが故に、バイト代はほぼ全額ハンドボール観戦の旅費に消えていくのだとか。 そんな彼女とハンドボールの出会いや、のめり込んだきっかけ、推しの選手やチーム、そして彼女ならではの試合観戦の

        午前2時コンビニ前、家出少年と語った社会の風潮とハンドボール

        • 『Hajimari VOICE』vol.1 出村直嗣選手【豊田合成・ハンドボール日本代表】

        • 変わりつつあるハンドボール界への、僕の正直な気持ち。

        • 「応援に強い弱いは関係ないんです」ハンドボール大好き女子大生・みゆちょすの物語 #ものマガ

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        • #ものマガ ハンドボール編集室
          5本
        • ハンドボールのnote
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          23本

        記事

          はじめてのアイスホッケー ~横浜GRITS観戦記~

          このnoteは、11月21日に行われたアジアリーグアイスホッケージャパンカップ、横浜GRITS vs 東北フリーブレイズをはじめて観戦して感じたことをまとめたスポーツ観戦記です。 競技としての面白さはもちろんですが、ビジネス面での成長がとても楽しみなスポーツだと思いました。今後もGRITSには注目していきたいです。 ___________ 今回は、生まれてこのかた氷の上に立ったことがない僕がアイスホッケーを観戦してきました。場所は横浜GRITSのホーム、KOSE新横浜ア

          はじめてのアイスホッケー ~横浜GRITS観戦記~

          ZOZOマリンスタジアムに行って帰ってくるまで ~#はじめてのプロ野球観戦~

          このnoteは、11月8日に行われた千葉ロッテマリーンズvs埼玉西武ライオンズの試合を観るために、はじめてZOZOマリンスタジアムに行ってから帰るまでの体験・感想をまとめた観戦記です。 まだ行ったことのない方にはこれからの参考に、野球ファンや関係者の方には「初心者はこんなこと思ってるんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。 ________________________ 「日本で1番人気のあるスポーツは?」 こう聞かれれば、野球と答える人は多いかと思います。テレビでは毎

          ZOZOマリンスタジアムに行って帰ってくるまで ~#はじめてのプロ野球観戦~

          スポーツビジネスで活躍する24人をハンドボール観戦に招待したら、濃厚過ぎるUGCが発生した話

          Jリーグやプロ野球などの屋外競技に続いて、9月5日にフットサルFリーグが開幕。BリーグやVリーグも開幕の準備が進んでいて、室内競技も少しずつ日常に歩み始めています。 そして、日本ハンドボールリーグ(JHL)も8月29日に開幕しました。3月のプレーオフまでシーズンが続く中、無観客や延期が決まっている試合もありますが、一ファンとして、無事開幕してくれて安心しています。運営のみなさん、選手やチームスタッフのみなさんには大感謝ですね。 ということで今回は、JHL藤沢大会を観に行き

          スポーツビジネスで活躍する24人をハンドボール観戦に招待したら、濃厚過ぎるUGCが発生した話

          もう一度、”ナイシュー!”と叫びたいんです|最後の舞台が消えた子どもたちの想い

          コロナが騒がれ始めて半年以上経ちますが、いまだに社会は振り回されています。スポーツ界も東京2020を代表するように、大会やイベントが延期、または中止に。プロスポーツも、人数制限や無観客試合を強いられています。 中高生にしてみれば、最後の舞台である全中やインターハイ、それに続く地区予選も中止に。目指してきた場所が突然なくなってしまったのです。ボクも、中高大の部活でハンドボールという競技に打ち込んできた身なので、心がギューッと締め付けられます。 いま、ボクはHelloTech

          もう一度、”ナイシュー!”と叫びたいんです|最後の舞台が消えた子どもたちの想い

          「人生のどん底だった私を救ってくれたのは、ハンドボールだった」ハンド観戦好きOL・かずみさんの物語 #ものマガ

          誰かの物語が走り出すスポーツのwebマガジン、#ものマガ。 第2回目となる今回は、SNSで噂のハンドボール観戦好きOL、かずみさんにお話を聴かせてもらいました! Twitter / Instagram 毎日のように発信をして、ハンドボール愛がビシビシ伝わってくるかずみさん。そんな彼女がハンドボールにハマるきっかけは、人生のどん底で悩んでいたときに偶然観に行った「ある試合」なのだとか。 ハンドボールとの出会い、観戦の醍醐味、日本リーグの見どころからオリンピックへの期待ま

          「人生のどん底だった私を救ってくれたのは、ハンドボールだった」ハンド観戦好きOL・かずみさんの物語 #ものマガ

          おかえりJリーグ。旅立った遊び人に愛をこめて。

          2020年7月4日。長い中断期間を経て、J1が再開幕した。 一足先に先週から行われたJ2とJ3に続いて、これで全てのJリーグクラブが試合を再開した。多くのサッカーファンが待ちわびていた日だ。 ガッ。 バチッ。 ナイス! マイボ! スタジアムに観客はいない。選手の声、身体のぶつかり合い、芝を削るスパイク。今まで聞こえなかった音が聞こえてくる。興行ではなく競技の、サッカーそのものの音だ。 サポーターの声の録音を流す試合もあった。正直、少し違和感を感じた。どんなプレー

          おかえりJリーグ。旅立った遊び人に愛をこめて。

          「このチームだから、成長できた」三重バイオレットアイリス岩見佳音の物語【後編】#ものマガ

          誰かの物語が走り出すハンドボールのwebマガジン、#ものマガ。 今回は、三重バイオレットアイリス岩見佳音選手の物語【後編】になります。前編をまだ読んでいない方は、こちらから↓↓ 後編では、バイオレットでの経験をメインに自身の怪我や、支えてくれるファンについて記しています。 <聞き手:坂 柊貴/写真:©MARK THREE DESIGN> ※取材はオンライン(zoom)で行いました。 ・初めての大怪我 ーー初のプレーオフを終えて、その後の調子は? 個人的にはいいパフ

          「このチームだから、成長できた」三重バイオレットアイリス岩見佳音の物語【後編】#ものマガ

          高校卒業後、すぐに飛び込んだ日本リーグの世界。三重バイオレットアイリス岩見佳音の物語【前編】#ものマガ

          誰かの物語が走り出すハンドボールのwebマガジン、#ものマガ。 記念すべき初回は、三重バイオレットアイリスの岩見佳音選手にお話を聴かせてもらいました! 【岩見佳音(いわみかのん)】1996年2月14日生まれ。京都府出身。洛北高校卒業後、2014年にハンドボール日本リーグの三重バイオレットアイリスに入団。ポジションはGK。 岩見選手の選手人生はもちろんのこと、ハンドボールを始める前の話や、自身がデザインしたTシャツについてなど、色濃い話をたくさんお聴きすることができました

          高校卒業後、すぐに飛び込んだ日本リーグの世界。三重バイオレットアイリス岩見佳音の物語【前編】#ものマガ

          「物語を走らせる」をテーマに、ハンドボールのマガジンを始めます(仮)

          もう5月ですね。テレワークになってから曜日感覚を失ってます。 昨日、長めのツイートを連投しました。noteを使ったハンドボールのwebマガジンを始めようかな、という内容です。 これについて、もう少し詳しく書きたいと思います。 ・コトの経緯 そもそも何で始めようと思ったのか、という話です。 これ、前々から構想していたことでは全く無くて、この日にパッと思いついたことです。文章を書くことは割と好きで、たまにnoteに記事を書いていますが、自分でマガジンを運用したいとは微塵も

          「物語を走らせる」をテーマに、ハンドボールのマガジンを始めます(仮)

          友達が配信するYoutubeを見続けちゃうワケを掘り下げると、キャラ経済に辿り着いた

          最近、友達がYoutubeで動画配信を始めました。 言っては悪いけど、動画の出来は良くないんですよね。でも、その動画を見続けてしまう自分がいます。 僕自身、それが不思議に思ったので掘り下げてみると、色々な考えが浮かんできたので文章にしてみました。 中身を先に書いてしまうと、 ・相手との関係性で興味のハードルを下げる ・汗はオフラインで流す ・SNSはファンが集まる場所 ・フォロワー数は飾り ・オリジナリティと人間味を持つ という話です。 ・友達がYoutubeを始

          友達が配信するYoutubeを見続けちゃうワケを掘り下げると、キャラ経済に辿り着いた

          職場で飴を無料で配ったら、経済が回り始めた話

          こんにちは、坂です。 普段はスポーツ観戦記やハンドボール、スポーツ団体の話をしています。 最近、職場で小さな実験をやってみたので、今日はその結果を書いてみたいと思います。 ・もらうより与えるほうが得だよね。でも、続けないと意味がないよね ・飴ってコスパの良いコミュニケーションツールだよね という話です。 ・職場に飴を常備している 僕、飴が好きなんです。リュックの中には常にストックがあります。 スポーツ観戦をするときも、毎回持って行ってます。たまに配ります。 職場

          職場で飴を無料で配ったら、経済が回り始めた話

          三重には応援したくなるハンドボールチームがある。

          このnoteは、日本ハンドボールリーグ(JHL)第18週、三重バイオレットアイリス vs イズミメイプルレッズ の試合を観るために、三重県鈴鹿市まで行って帰ってくるまでの出来事や感想をまとめたものです。 ※MVIは「三重バイオレットアイリス」の略です。 ________________ 今回は #初めてのMVI ということで、三重県鈴鹿市に行ってきました。 僕が住む千葉県からは新幹線を使って約4時間。距離およそ400km。スポーツチームのサポーターで毎回アウェイに行か

          三重には応援したくなるハンドボールチームがある。