身体性から神経発達症をみる

久しぶりに公認心理師関連の講演会に参加しました。

最新の研究は、自分から取りに行かないと全然入手できないということを実感しました。
スマホみたいに、Wi-Fiつないだら自動アップデートされるといいのですが(笑)

今回印象に残ったことを文字に残しておきます。

・自閉症スペクトラムは社会性の障害という説明がされてきたが、当事者の話を聞いていると、問題の大半は対人関係以前の知覚・運動レベルにある。
・自閉症スペクトラム同士だと共感的な反応を示す。
・多数派(定型発達)と少数派(非定型発達)の間で起こる現象がコミュニケーション障害。
→多数派だから正しいってことはないんです。そもそも、人間ってグラデーションのように様々だから、どこに線を引いて多数派か少数派なんて決めることはできません。どちらにも、コミュニケーションを成立させるストラテジーが必要なんだなと思いました。


・力加減がわからず、身体の把握が困難で、身体図式や身体像ができあがっていないところから困り感を感じている人が多い。
・身体活動でADHD症状が改善された研究がある。しかも、実験に参加したすべての子どもの学力と脳機能が向上した。
・身体症状でASDの中核症状が改善された研究がある。
→手前味噌だが、やっぱり運動大事。人間は体が資本だと思います。できる運動を少しずつやることで(多少無理してでも)、何かしらの変化が出るということを感じました。

来週はいよいよAnimalFlowのワークショップ。
早くインストラクターの資格を取って、子どもたちにレッスンをしたいなと思いました。

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