見出し画像

とにかく怖かったラジオCm

 ※今回はホラー感を出したくて、あえて撮影に失敗した写真を見出し画像にしてみました。

 そのCmを聞いてしまったのは、一昨日日曜日の夜9時過ぎ、自室でfmcocoloをつけていた時だった。
 その怖さを文章で説明するのは非常に難しいのだが、とにかく怖いCmだったのだ。
 感情の無い声でひたすらたんたんと何かを矢継ぎ早に話し続ける女性ナレーション。その後ろでは、それと同じぐらいたんたんとした暗い感じのピアノの音がずっと鳴っているというようなCmだった。
 友人と通話しながら聞いていたこともあって、最初それが何のCmなのかよく分からなかった。Acジャパンの「覚醒剤はあなたの人生を粉々にします」的な啓発Cmだと思っていた。AcジャパンのラジオCmは怖い雰囲気の物が多い。そのCmもAcジャパンのそれと似たような雰囲気を持つCmだった。
 しかし最後に「○月×日ロードショー」と聞こえたので、どうやらそれは映画のcmだったことが分かった。
 いったい何の映画のCmだったのだろうか。あそこまで怖い雰囲気だったから、おそらくコメディではなさそうである。たぶんホラーかシリアス物の映画だろう。
 その後しばらく頭から離れないぐらい怖いcmだったが、だからこそよけいに気になってしまった。

 そんな話をツイッターで呟いたところ、このnoteの読者の一人でもあるフォロワーさんから「『ミーガン』かもしれません。最近よく見かけます」と早速リプライが来た。
 『ミーガン』…。その名前の響きからして、充分怖そうな作品なんだろうなあと思った。
「ちなみにその映画は怖い映画なのですか?」とまさに怖い物見たさでリプライを返したところ、ありがたいことに、ウィキペディアからのあらすじ紹介を送ってくれた。
 ざっと読んだ限り、それはミーガンというAi人形が出てくるSfホラーだった。
 やはりホラー映画だったようだ。
 もしもそのCmが本当に『ミーガン』の映画Cmだとしたら合点がいく。
 あの感情の無いたんたんとした女性ナレーションの声は、Aiだったのかもしれない。
 てかそもそもあの怖いCmは、果たして本当に『ミーガン』だったのだろうか。
 本来なら事実を確かめるべく調べた方が良いのかもしれない。それはもちろんよく分かっている。
 しかしあまりにも怖いCmだったので、またそれを聞いてしまうのが怖くて検索を躊躇してしまう。
 そんなわけで、いったいあれは何のCmだったのか、正式な答えは今だに分からない。

 それにしても、あそこまで怖かったラジオCmも久しぶりに聞いた。
 ここ10年ぐらい、テレビもラジオも、思い出すと夜中にトイレに行くのが怖くなるぐらいに怖いCmが少なくなったように感じる。
 だからこそ『ミーガン』(だと思われる)のCmは、ある意味新鮮だったかもしれない。そういう意味でもたまには怖いラジオCmも刺激になって良いのかもしれないと、ほんの少しだけ思わなくもないが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?