クオリティの設定を高すぎず低すぎずいつも6〜8割の範囲の力で出力し続けると自ずと力がつく!


なにか上達したいものがある時、スランプになったり調子が良かったり、そんな波がありますよね?
私の場合は絵ですがお仕事も含め15年ほど描いてきて気付いた上達のサイクルをまとめたいと思います。

なぜ高すぎず低すぎずなのか?

→高すぎると完璧主義に近づき生産が遅くなり経験値が得られなくなって負のサイクルになる。
それに80%の完成物を100%にまで引き上げるにはとんでもない労力がかかり、そしてほとんどの人はその差に気付かない。
→低すぎると得られる経験値が低すぎて
とにかく成長が遅い、またあまりに手を抜くと省略し過ぎてしまい下手なストックが増えてしまい逆に下手になることも…

本当にバランスが難しいですね。
高すぎても低すぎてもしんどいゾーンに陥ってしまいます。

そして大体スランプの時は完璧主義に陥っている時です。これはプロの方でもよく起きる現象ですがなまじ目が肥えてくるととにかく善し悪しが分かりすぎて自分が作った完成品の駄目な点ばかり目に付いてしまいます。そして書き直したりしてどんどんクオリティを求めて完成が遠のいてしまう現象……

本当にあるあるです。
この場合の脱し方は〝とにかくクオリティを下げる!!〟もう最低ランクまで下げちゃいましょう。
不安になるかもしれませんが大丈夫!!!
自信を持って言えます。
ちゃんといままでやって来れたあなたならどん底に落ちても必ず這い上がる実力が備わっていると!!

もう完璧主義から脱する方法はこれしかないんじゃないかと思います。
完璧主義に陥っている時点で本当に努力家で厳しい鍛錬を積んできた方が多いんですよね。
だから10%でもいいです。
とにかくクオリティを下げて、そこから1番
楽でかつ上達の出来るラインを模索する。
(本人は否定するでしょうけど10%でも他人からみるとすごい!と思われていたりするんですよ笑)

1ヶ月もすれば自分にとって1番最適な時間で最適なクオリティがだんだん掴めてきます。

この0に戻るサイクルは定期的に行う必要があります。(なぜならすぐに自分の中のクオリティラインは上がってしまうので)
なので定期的に下手になってもいい。素人みたいなものを作ってもいいんです。そのくらい70%くらいの力で常に鍛錬することは効率がいいです。
常にこのラインに居続けることは難しいですが維持し続けることによって受ける恩恵、成長度、楽しさ、精神的負荷の少なさ、継続への貢献は測りしりえません。

勝間和代さんのYouTubeではこのような話を良くされてます。完璧主義に陥りそうになったら是非こちらの動画を見てクオリティを下げましょう!

https://youtu.be/6K_aS6yy1aI?si=K7tl9SWz3D6lWhH8

また0に戻る必要性を感じるプロの考え方→

https://www.amazon.co.jp/エースと呼ばれる人は何をしているのか-夏-まゆみ/dp/4763133624


プロであっても0に戻る必要性、どういうモチベーションで物事を継続していくといいかが書かれてあり勇気づけられます。

 辛いと感じることが多くなったら1度クオリティを下げてみて楽しく継続できることを思い出せるよう自戒の意味を込めて記録します


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