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助産師になる為にはどれぐらいお金がかかるのか?(色々ある学費の支援)


皆さんこんにちは!Haniel です🌻
急な暑さで記事を書く気分になれず、更新に間があいてしまいました…。
夏バテになんてならない!と思ってたら気持ちがバテました笑

そんな久しぶりの今回は『お金』についての記事です。
学校いくためにはお金って必要不可欠ですよね!(頭が良くて特待生とかになれれば話は別ですが😭)
ですが最近は奨学金のような様々な支援も増えてきているように思います。あわせて返還義務もありますが、条件付きで返還が免除される制度も調べてみると色々ありました!

そこで、今回は私が考えている『社会人から助産師になる』ということを前提に、『お金』に関係するいくつかの制度についてお話していきたいと思います。


社会人から助産師になる

そもそも、助産師を目指す前にまず看護師を取得しなければならないですよね。
私は理学療法士なのでもちろん看護師の教育課程をいちから受ける必要があります。看護師になる為には主に以下の3つの選択肢があります。

『大学(4年制)』
『短期大学(3年制)』
『専門学校(3年制または4年制)』
※准看護師の資格を有している場合はまた他にも選択肢があります。

この中でも『大学(4年制)』では選抜で看護師の国家試験受験と同時に、助産師・保健師の国家資格を受験できる教育課程が併設されている大学もあるようですね。(とても大変そうですが笑)

ただ、今回私のような社会人から目指す場合は、『専門学校(3年制または4年制)』(もしくは『短期大学(3年制)』)ではお金的にとてもメリットがあります!


専門実践教育訓練給付金の活用

社会人の方で新たに資格を取得したり、学ぼうと考えている方の多くはこの『専門実践教育訓練給付金』は聞いたことがあるかと思います。
これは厚生労働省の『教育訓練給付金制度』の一つになります。

『教育訓練給付金制度』とは
働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。
また、初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する方で、受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たす方が、訓練期間中、失業状態にある場合に訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。
※ https://bit.ly/32N4vV4 より引用

つまり、ざっくりまとめると“学費の一部を国が負担してくれる”ということです。とても有難い制度です!
色々条件はありますが、そこまで厳しいものではなさそうです。

そしてその中でも『専門実践教育訓練給付金』は、厚生労働大臣より専門的・実践的な教育訓練であると指定を受けた資格等が対象となります。一番魅力的なのは、上限はありますが資格取得までにかかった費用の最大70%まで支給されるという事です。もちろん看護師・保健師・助産師もこの対象に指定されています。

『専門実践教育訓練給付金』について
https://bit.ly/3hVs4Bg

厚生労働省のホームページを見ると上限の詳細が記載されていますが、雇用保険の被保険者であった期間の条件がある為、社会人の方でもまだ勤続年数が短い方は要確認です。

とは言っても、こんな有難い制度を活用させていただく他はないですよね。
じゃあまずは養成校を探そう!
っとその前に!
ここで最初に私がまず看護師を取得するため『専門学校(3年制または4年制)』(もしくは『短期大学(3年制)』)を選択した理由が関係してきます!


給付金を支給してもらえる養成校(講座)は決められている

はい、もう上に書いてあるそのまんまです。
実は養成校どこにいっても『専門実践教育訓練給付金』が支給されるわけではなく、全国でここの養成校であれば良いですよ!という決まりがあります!

『専門実践教育訓練指定講座一覧』
https://bit.ly/3gT69te

なので、学校の特色とか雰囲気とか色々気になるところはあるかと思いますが、まずはこの指定一覧の中から自分の優先順位を考えて選んだ方が効率的だなと思っています。

もちろんいくら費用が支給されるからといっても養成校によって学費はずいぶん違いますし、交通費は実費なわけですからトータルで色々考える必要がありそうです。


東京都で働くなら活用したい!『東京都看護師等修学資金』

社会人から目指す方の方が、資格取得後の進路・就職先もより意識されている方が多いのではないかと思います。そんな中で、これから東京都の養成校へ通う予定、もしくは東京都で働く予定の方には『東京都看護師等修学資金』も魅力的な支援です!
これは東京都福祉保健局の事業で、なんと条件によってはこの『東京都看護師等修学資金』支給された費用の返還がゼロとなります!

ひとまずこの事業について説明すると、以下の通りです。

『東京都看護師等修学資金』とは
東京都看護師等修学資金(以下「修学資金」という。)は、都内の看護師等養成施設等に在学し、将来都内で看護業務に従事する意思があり、経済的理由により修学が困難な方に対し、修学資金を貸与(貸付)することにより修学を容易にし、都内の看護職員の確保等を図ることを目的とした制度です。
https://bit.ly/2F4QGsL より引用

もうこれ活用したら学費ほぼ賄えますね。有難い!
しかし!この『東京都看護師等修学資金』も条件があります!それは資格取得後の就職先について指定があることです。

『東京都看護師等修学資金 指定施設一覧』
https://bit.ly/2GqJXKD

指定施設の数自体はとてもたくさんあります。なので、東京都内であれば通勤時間を考えても選択肢は比較的多くあるのではないでしょうか。
しかし、私の場合は助産師として働ける場所を考えると『産科』がある施設が良いわけです。そうなると上記の指定施設を全て調べても『産科』のある施設はこの29施設(令和元年10月時点の一覧から)だけでした。
※「診療科」は私の個人的な記載もありますので、ご了承ください。

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ある意味選択肢が絞られるので良いのですが笑
正直同じ『産科』でももちろん施設によって取り組んでいることも多少違いはあると思うので、今の悩みはこの事業を活用してこの指定施設への就職をめざすか、ほかの選択肢を改めて模索するかどうかです。

全国的にも就職することを前提とした施設独自の奨学金もありますが、コロナウイルスがまだ蔓延している今この状況では難しい施設も多いようです。


ということで、今回は主に学費の支援について、『専門実践教育訓練給付金』と『東京都看護師等修学資金』について取り上げてお話ししました。
また次回はより具体的な数字を交えながらお話していきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!☺️