みんな低気圧のせいだ(ということにしよう)

 今日から私の住む地方では気圧がすごい勢いで下がる。そしてその後ギュインと上がる予報らしい。

 SLEになってから、気圧に合わせて手足の感覚が痺れたり、頭が痛くなったり、はたまたとてもだるくなったりするようになった。最初は何がトリガーとなってこのような症状が出ているのかよくわからず、とても困惑したのを覚えている。リュウマチもどきの母との会話だったか、入院仲間のお年寄りとの会話だったかでふと思いつき調べてみたらそうだとわかり、とても頭を抱えた。酔い止めを飲んでみたり、効きそうなツボを調べてみたり、多少改善の努力はしたけれど、今の所有効なのは「お風呂に入る」しかない。しかもそれの有効時間はそう長くはない。抜本的な対策が思い浮かぶことを切に祈るばかりだ。

 不調をきたすことは、疲労を積むことに直結していて、疲れていくと集中力も思慮深さもポロポロ抜け落ちていくので、実生活への影響はとても大きい。さしあたり仕事に出かけることも躊躇する。

「私が悪いんじゃない。病気が悪いんだ。」

 と、思うことはできても、それはあくまで主観的な意見であって、客観的には何かしでかした時の大迷惑の根源は私の自己管理不足とかその辺だ。下手にミスって周囲に迷惑をかけるのと、仕事に穴と開けるのとどちらがいいか、既に思考が億劫になっている頭で判断しなくてはならない。

 ・・・結構しんどい。


 さあ、今日は仕事を休まざるを得なかった。

 明日はあの素敵な職場で、大勢の人を支える、いい仕事をしたい。

 「俺、●●さんのストイックな働き方を尊敬するよ」

 と、言ってくれる人に報いられる私でいたい。


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