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お灸のススメ

10代の頃から、ずっと肩凝りがひどくて。
20代からは、むくみにも悩まされるようになりました。
身体の巡りが滞りがちな私は、整体や鍼でときどきメンテナンスするのが日課でした。

外出できなくなって、直接身体を触れるサロンにも行きにくくなってしまい、最後に行ってからもう2ヵ月くらいたってしまったかもしれません。

在宅が続いていますが、気軽にマットを敷いて、ヨガやストレッチする時間がとれるのは嬉しいこと。外に出かけていた日々には、そんな時間もなかなかとれずに仕事に奔走していました。

最近のそんな暮らしの中で、久々にハマっているのがおうちのお灸。母親がときどき様子を見に食料を持ってうちを訪ねてくれるのですが、そのとき一緒に持ってきてくれたのがきっかけでした。

シールタイプで、ひとつずつ外してツボにのせて、火をつけるだけ。誰でも簡単にすぐできます。
ふわ〜と立ちのぼる煙とお灸の匂いを嗅ぐだけでも結構癒される。至福のひとときです。

とはいえツボに詳しいわけではないので、いろいろ調べながらやってみました。
手の甲の親指の付け根のあたりは「合谷」といって、万能のツボと言われているそう。我が家では、父親が疲れるとよく押していたので、馴染みのあるツボでした。
胃腸の疲れやむくみが出やすい私は、「足三里」「手三里」のツボもききました。女性にはふくらはぎのあたりの「承山」もオススメ。
ここから指幅3本分、、とはかりながら、ツボを探る時間も結構すきです。

ツボの名前もユニークなものが多いです。
山とか谷とか三里とか、そんな言葉がはいっている名前が多いので、自分の身体をなぞりながら見つける出っ張りやへこみがひとつの地形のようにも思えてきます。自分の土地を手入れするように、身体と対話している感覚。

家族や恋人と家で過ごす時間に、お互いを労わりながらお灸をするのもいいかもしれません。
疲れた日には是非お試しくださいな。

誰もが疲れやすい時期なので、
人に優しく、そのためにも自分に優しく。
最近はそんなことをよく考えます。

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